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愛に関する短いフィルム

【解説/みどころ】
前作「殺人に関する短いフィルム」で世界にセンセーションを巻き起こしたポーランドの映画作家K・キェシロフスキが描く、ある愛の物語。19歳の青年と年上の女性との恋を、ぎりぎりまで切り詰められた、そしてなお叙情的な映像の中に描いている。19歳の郵便局員トメクは、毎夜隣のアパートに住む女性を望遠鏡でのぞき見するのを日課としている。官能的なその女性に対し、トメクはただ純粋な愛をささげるが、肉体的な愛しか信じない彼女は、トメクの心を踏みにじる。そして青年は自殺を図り……。TV用に作られた「デカローグ」の一編を、劇場用に作り変えたもので、モーゼの第6の戒律“汝、姦淫することなかれ“を基にしたものである。「殺人に関する短いフィルム」が極めてショッキングなテーマを扱っていたのに対し、ここではごく平凡な愛が描かれているにすぎないが、ラストの美しいシーンなど、映画的かつ幸福なショットによって支えられた一編となっている。DVDは「キェシロフスキ・コレクション(3)」に収録。


キャスト
グラジーナ・ジャポロフスカオラフ・ルバシェンクステファニア・イヴィンスカ
スタッフ
監督: クシシュトフ・キェシロフスキ 脚本: クシシュトフ・キェシロフスキ クシシュトフ・ピェシェヴィチ
原題
KROTKI FILM O MILOSCI
上映時間・制作年
87分/1988年
制作国
ポーランド
配給
ビターズ・エンド


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