【解説／みどころ】
名匠Ｗ・ヴェンダースが、ジェームズ・ディーン主演の青春映画「理由なき反抗」などで知られるＮ・レイ監督との共同作業を詳細に綴った異色作。撮影当時、レイ監督は末期の肺がんを患っており、ある種の緊張感に満ちたドキュメンタリー・タッチの人間ドラマとしても興味深い一作だ。ヴェンダースがある映画化の話をするためにレイ監督を訪問するが、彼は不治の病の床にあった。その瞬間をカメラは克明に映し出す。
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