劇場版『名探偵コナン』高木渉×湯屋敦子が語る“公認カップル”の裏側「2人だけのシーンでは本音で話しあう」
4月15日に公開された『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』より、高木渉と湯屋敦子の対談インタビューが解禁。高木と湯屋が相棒のようにお互い背中を預け、仲睦まじく腕を組む撮り下ろし2ショットスチールも到着した。
【写真】腕を組む高木渉×湯屋敦子 『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』対談インタビューカット
本作は、世界累計発行部数2億5千万部を突破する青山剛昌による漫画『名探偵コナン』を原作としたアニメ劇場版シリーズ第25作目。4月16~17日の全国映画動員ランキング(興行通信社)では初週土日動員96万6000人、興収13億8400万円をあげ初登場で首位を獲得。公開から3日間では動員数132万人、興収19億円を記録している。
ハロウィンシーズンで賑わう“渋谷”を舞台に、降谷と警視庁警察学校鬼塚教場での同期で、過去の事件で殉職した松田陣平・萩原研二・諸伏景光・伊達航、通称“警察学校組”が過去に遭遇したある事件と、現代で起こるある事件が交差。警視庁の公認カップル・高木刑事と佐藤刑事の恋愛模様にも大きな注目が集まっている。
■高木刑事&佐藤刑事の魅力「持ちつ持たれつの2人のバランスがいいな」
対談インタビューに出演したのは、高木渉刑事を演じる高木渉と、佐藤美和子刑事を演じる湯屋敦子。それぞれが演じるキャラクターについて、高木は「佐藤刑事はマドンナ的存在で、一緒にいて背筋が伸びてしまうような緊張感がある反面、少しオヤジも入ってるとこが魅力的。そして、自信をなくして弱くなる時がある。そういう時は高木刑事が思いきって叱咤激励をするんです。そんな持ちつ持たれつの2人のバランスがいいなって、僕は思いますね」とコメント。
対する湯屋は「(佐藤は)刑事としては凄く責任感があって強い女性ですが、その反面では弱さを持っているというのが佐藤刑事の魅力だと思います。そしてその弱さを高木刑事には見せることが出来るんですよね。松田刑事に向かっていた心が、だんだんと高木刑事に動いて行って恋人同士になっている。だから今作でもそうですけど、2人だけのシーンでは本音で話しあうし、叱咤激励もされる。この2人だからこその関係性がとても素敵ですよね」と語る。
作中で、佐藤刑事が過去に思いを寄せていた松田刑事が絡んだ事件に直面して少し自暴自棄になってしまった瞬間に、叱咤激励する高木刑事の姿にも注目だ。
■アフレコでは「むきになってしまっているシーンが多かった」
アフレコについて、高木は「スタンスとしてはテレビアニメの時と変わらないというか、延長線上に劇場版があるという感じ」としたうえで、「ただ、高木刑事って警察学校組のメンバーは伊達航教官しか知らないんです。松田刑事はじめ他の人たちとは会ったことがないんですよね。だから僕の中の想像で、伊達さんとのワタルブラザーズの時を思い出しながら、松田刑事ってこういう人だったらいいなぁなんて思いを込めてアフレコに臨みました」と振り返る。
湯屋は「今回も死神が見えてしまうといいますか、高木刑事が危険にさらされてしまうシーンがあるんです。死神が見えたのは松田刑事の事件があった時だったから、また大事な人を亡くすかもしれないという焦りや危機感が強く出ているんじゃないのかなと思いながら演じました。愛する人がもしかしたらいなくなってしまうかもしれないという不安がいつもより大きかったように思います。芝居自体を変えるという事はありませんでしたが、そういった意味でも不安が大きく、むきになってしまっているシーンが多かったですね」と明かした。
劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』は全国公開中。