藤木直人、『連続ドラマW フィクサー』Season1ゲストに決定 西田敏行ら追加キャスト情報も解禁
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俳優の唐沢寿明が主演する『連続ドラマW フィクサー』より、Season1のゲストとして藤木直人の出演が発表された。数々の疑惑に包まれた事故に遭う総理大臣の首席秘書官を演じる。併せて、西田敏行ら7人の追加キャストも解禁された。
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本作は、脚本家・井上由美子が“フィクサー”を題材に描くWOWOWオリジナルのノンストップサスペンス。政界、財界、法曹界など、どこの世界にも物事には表と裏がある。本作は世の中を裏から操る“フィクサー”の暗躍と金と権力に群がる人間たちを描き、3シーズンにわたる大型ドラマシリーズとして展開する。フィクサーを主人公として本格的に描く連続ドラマは日本初の試みだ。
主人公のフィクサー・設楽拳一に扮するのは、今回連続ドラマW作品では初出演、そして初主演となる唐沢寿明。ほかに、町田啓太、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、内田有紀、小林薫の出演が発表されている。
藤木が演じるのは、数々の疑惑に包まれた事故に遭う総理大臣の首席秘書官・中埜弘輝。責任感、バランス感覚、冷静さ、知識といった政治家秘書として必要なものを全て持ち合わせ、総理大臣の殿村から厚い信頼を寄せられている。難病の妻がおり、妻を喜ばせることが仕事のモチベーションにも。そんな中埜は、総理を乗せた車の事故直後に拳一から連絡を受け、「一緒に真相を探りませんか?」と提案を受ける。
今回の出演にあたり、藤木は「去年の『黒鳥の湖』に引き続き声を掛けていただいてとても嬉しいです。『黒鳥の湖』と同じくとても重厚な、そして今回は骨太の社会派ドラマ。そして主演は唐沢寿明さん。今回で4度目の共演ですが、いつも唐沢さんとご一緒出来るのはご褒美だと思っています。今回も先輩について行き、色々学びたいと思っています」とし、「今回演じるのは秘書官で政治を隅っこから見ていたんですが、もっと深い政治の闇に飲み込まれ翻弄されて行きます。視聴者の皆さんが僕演じる中埜と一緒にストーリーに翻弄されて欲しいです」と呼びかけている。
さらに、7人の追加キャストも解禁。総理大臣・殿村茂を永島敏行、殿村の運転手の娘・沼田由里を吉川愛が演じる。運転手である父親は事故で亡くなり、飲酒運転の疑惑も取り沙汰され、由里の中に悲しみと怒りが溢れていく。
一方、与党である民自党(みんじとう)員は曲者揃い。次期総理大臣の座を何が何でも狙う強欲な内閣官房長官・大泉勇作を陣内孝則、女性初の総理候補という呼び声高い政調会長・新田さゆりを富田靖子、過去に総理大臣まで務めた大物政治家を父親に持つ外務副大臣・村川穂積を駿河太郎が演じる。表向きには殿村政権への忠誠を見せるが、互いに腹の内を探り合い、テーブルの下で足を蹴り合う。
また事故の裏で浮上する、殿村政権が抱える新薬認可問題の渦中の人物、サクタ薬品社長・佐久田直紀を演じるのは酒向芳。そして、強大な力を持ち、昭和の時代から政財界を操ってきた伝説のフィクサー・本郷吾一として西田敏行も特別出演。長年、日本の裏社会に君臨し、財力で思うがままに政界を動かしてきた本郷に拳一が立ちはだかる。
『連続ドラマW フィクサー』Season1(全5話)は、WOWOWにて2023年4月スタート、毎週日曜22時放送・配信。