『24』出演女優アニー・ワーシングさん、45歳で死去
大ヒットドラマ『24 ‐TWENTY FOUR‐』にルネ・ウォーカー役で出演した女優のアニー・ワーシングさんが、現地時間1月29日早朝、ガンのため亡くなった。45歳だった。Deadline等米メディアが報じた。
【写真】『24』でルネ・ウォーカーを演じたアニー・ワーシングさん
夫で俳優のスティーブン・フルが声明を発表した。「今日、僕ら家族の魂に、大きな穴が開きました。ですが、彼女はそれを埋める術(すべ)を遺してくれました。彼女はシンプルな瞬間に奇跡を見出す人でした。ダンスするのに音楽など必要ない人でした。彼女は僕らに、自分で冒険を見つけ出すよう教えてくれました。『あちこちに転がっているから、探しに行きなさい』と話していましたが、従うことにしましょう」。
「彼女は息子たちを心から愛し、彼らを曲がりくねったドライブウェイや通りに送り出すときは、聞こえなくなるまで『バイバイ!』と叫んでいました。彼女の声がまだ聞こえます。ぼくの相棒、さようなら。愛しているよ」と述べた。
アニーさんは米ミズーリ州セントルイスで生まれ育ち、2002年にはじめて『スタートレック:エンタープライズ』で女優としてクレジットされた。その後もテレビドラマで活躍し、『24 ‐TWENTY FOUR‐』や『タイムレス』、『ヴァンパイア・ダイアリーズ』、『ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?』などに出演。2020年にガンを診断されて以降も演技を続け、昨年放送された『スタートレック:ピカード』が最後の出演作となった。