釜山国際映画祭で絶賛！ 2つの家族の出会いが火種となるパラサイティック・スリラー『高速道路家族』、4月日本公開へ
映画
チョン・イルとラ・ミランがダブル主演する韓国映画『Highway Family』（英題）が、邦題を『高速道路家族』として4月21日より全国順次公開されることが決定。併せて、ティザービジュアルとチョン・イルのコメントが到着した。
【写真】映画『高速道路家族』場面写真
本作は、ホームレス一家と裕福な訳あり夫婦、2つの家族の偶然の出会いが火種となるパラサイティック・スリラー。第27回釜山国際映画祭で「『パラサイト 半地下の家族』に次ぐ大傑作」「ユーモア、サスペンス、アクション…映画のすべてが詰まった衝撃作」と称され、本国の公開でも観客・批評家の熱狂を呼び、スマッシュヒットを記録した。
テントで寝て、夜空の月を照明として暮らすギウ（チョン・イル）と3人の家族。彼らは高速道路のサービスエリアを転々とし、再び遭遇することのない訪問者に2万ウォンを借りながら食いつないでいる。ある日、すでにお金を借りたことのあるヨンソン（ラ・ミラン）と別のサービスエリアで再び遭遇してしまう。不審に思ったヨンソンは、ギウを警察に届け出るが、残されたギウの妻ジスク（キム・スルギ）と子供2人を放っておけず、家へ連れて帰り一緒に暮らすことに。何不自由のない生活を送るジスクと子供たち。そんな家族をギウは取り戻そうとするが…。相反する二つの家族の出会いがとんでもない結末を迎えることとなる。
ホームレス一家の父親ギウ役を演じるのは、『太陽を抱く月』『ポッサム ～愛と運命を盗んだ男～』など多くの大ヒット作品に出演し、本作が7年ぶりのスクリーン復帰となるトップスターのチョン・イル。サービスエリアでギウ一家と偶然出会う経営者のヨンソン役には、『正直政治家 チュ・サンスク』で青龍映画賞主演女優賞を受賞し、『国際市場で逢いましょう』『ガール・コップス』など話題作で唯一無二のキャラクターを好演したラ・ミラン。韓国映画史に残る大ヒット作『スキャンダル』のイ・ジェヨン監督に師事してきた新鋭イ・サンムン監督がメガホンをとった。
ティザービジュアルには、高速道路のサービスエリアでテントを張って暮らす、4人の家族の姿が切り取られている。“幸せにしたい。ただそれだけだった。”というコピーが、これから一家に降りかかる事件を予感させる。
日本公開にあたり主演のチョン・イルは「昨年、韓国で公開された『高速道路家族』がこの度日本で公開されることになりました。私は今までこの映画を6回ほど観させていただきましたが、観るたびに新しい感情が生まれるとても意味深い映画だと思います。この映画を見て“家族”という誰にとっても近く当たり前な存在をもう一度考えていただける機会になったら嬉しいです。是非ご家族で映画館に足をお運びください！」とのコメントを寄せた。
2月10日より上映劇場で特製A4クリアファイル付き前売券が販売開始される。ムビチケオンライン券も同時販売開始となる。
映画『高速道路家族』は、4月21日より全国順次公開。
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