羽賀研二、獄中生活のリアル “嫌だったこと”に千原せいじも「キツイな~」
2021年まで服役していた俳優の羽賀研二が11日、千原兄弟の千原せいじのYou Tubeチャンネル「せいじんトコ」に出演。約5年にわたる刑務所生活について明かした。
【動画】羽賀研二が語った“獄中生活”のリアル
羽賀は未公開株売買を巡る詐欺などの罪に問われ、懲役6年の判決が2013年に確定。被害者が起こした訴訟で2017年、賠償命令が確定した。一度は出所したものの、服役中の2020年に逮捕された偽装譲渡事件で刑が確定し、再度服役。2021年に出所し、現在は故郷・沖縄で暮らしながら芸能活動を再開させていた。
動画では、羽賀が「いいとも青年隊」の一員として出演していた『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)の生放送でおなじみ、思い出の地である「新宿アルタ前」でせいじと待ち合わせ。新宿西口近辺を散策しながら、『いいとも!』出演時代のエピソードなどを語った。
トークは羽賀の獄中生活にも及び、せいじが「刑務所の飯ってまずいんですか?」と聞くと羽賀は「いや、うまいです。みんなそう言うんです。『臭い飯』って」とこれを否定。管理栄養士によって用意される食事は、栄養バランスが整い、最初こそ味が薄いと感じるが、3日ほどで慣れてしまうという。食事以外にも、規則正しい生活が強制されるため、不健康だった服役囚の体質は改善するという。
さらに、羽賀は房については「俺は個人部屋だったんです。一人部屋。やっぱ芸能人なんで」と告白。これにはせいじも「芸能人扱いされるんですか!?」と驚き。羽賀は「されますされます。表立ってはしないけど、部屋とかは最初から独居」と、ほかの囚人と同室にならないような配慮があったことを明かした。そうしたこともあるため、「自分の場合は風呂に入るのが嫌だったんです。風呂は全員一緒なんです」と明かし、せいじも「キッツイなあ~」と口にしていた。
そんな羽賀は「出所後、一番最初に何されましたか?」と聞かれると、「まずは一番最初に沖縄そばを食べに行きました」と、故郷の郷土料理を食べたことを明かした。ただ、獄中の食事が慣れてしまえばおいしかったこともあり、久しぶりの塀の外の食事も「まあまあ、意外に…」と期待したほどの感動はなかった様子。一方、外を自由に歩くことや、コンビニに行くといった当たり前のことがとてもうれしかったと明かし、「とにかくみんなに、チャンネルを見てる人にも、当たり前の日々の生活を、当たり前に思わないで。本当に今日も1日感謝」とカメラ目線。これにはせいじも「重さがエグいな(笑)」とこぼしていた。
引用:You Tubeチャンネル「せいじんトコ」