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小泉今日子&浜田真理子が久世光彦さんに捧ぐライフワーク 『マイ・ラスト・ソング』全国ツアー&初CDリリース決定

エンタメ

 演出家・久世光彦さんのエッセーを小泉今日子の朗読、浜田真理子のピアノと唄で受け継ぎ伝えるステージ『マイ・ラスト・ソング~久世さんが残してくれた歌~』が、3年ぶりに5月から全国8ヵ所で上演されることが決まった。また5月3日には、初のCD『マイ・ラスト・ソング アンソロジー』が発売される。

【写真】聴く者の心を温かく包む歌唱力が魅力の浜田真理子

 演出家として『時間ですよ』『寺内貫太郎一家』『ムー』など数々の名作ドラマを送り出し、文筆家としても活動していた久世光彦さん。人生の最期の刻(とき)に聞きたい唄をテーマに、エッセー『マイ・ラスト・ソング』を14年間書き続けた。

 『マイ・ラスト・ソング~久世さんが残してくれた歌~』は、小泉今日子、浜田真理子のライフワークとして2008年から続いているステージ。今回、初の全国8ヵ所ツアーを行う。

 『マイ・ラスト・ソング アンソロジー』はCD2枚組で、 DISC1は唄・ピアノ・浜田真理子&朗読・小泉今日子による新録音、DISC2にはエッセイ『マ
イ・ラスト・ソング』から厳選した19曲のオリジナル楽曲を収録し、久世光彦さんが伝えたかった世界観をたっぷりと堪能することができる。

 CD化にあたり小泉は、「演出家、久世光彦さんから学んだ俳優としての矜持。文筆家、久世光彦さんから気づかされた言葉の力。『マイ・ラスト・ソング』では恩返しの気持ちで久世さんのテキストを読む。背筋がすっと伸びて気持ちがよい。念願のCD化、浜田真理子さんの声とピアノで奏でる唄は天国にだって届くはずだ」とメッセージ。

 浜田も「久世光彦さんとはお会いしたことがないのにとても身近な存在になりました。『マイ ラスト ソング』のアイディアはシンプルなようでいて、自分の来し方行く末に思いをはせるとても深い深い試みだと思います」とコメントを寄せた。

 『マイ・ラスト・ソング~久世さんが残してくれた歌~』は、神奈川・Billboard Live YOKOHAMAにて5月7日、福岡・北九州芸術劇場 中劇場にて5月13日、大阪・Billboard Live OSAKAにて5月20日、島根・島根県民会館 中ホールにて5月27・28日、岐阜・ぎふ清流文化プラザ 長良川ホールにて6月3日、岐阜・可児市創造文化センターala 主劇場にて6月4日、北海道・道新ホールにて6月9日、東京・IʼM A SHOW(アイマショウ)にて6月11日上演。

 CD『マイ・ラスト・ソング アンソロジー』は5月3日発売。

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