武尊、7代目タイガーマスクを襲名「身が引き締まる思い」
格闘家の武尊が24日、都内にて開催された「7代目タイガーマスクプロジェクト記者発表会」に、初代タイガーマスク・佐山聡と共に出席。7代目タイガーマスクを襲名した武尊が「身が引き締まる思い」と語った。
【写真】武尊、佐山聡からマスクを託される 7代目タイガーマスクに
タイガーマスクは、1981年に佐山が覆面レスラーとしてリングに上がって以降、6代に渡ってファンに親しまれてきた。このほど、初代タイガーマスクとして社会貢献活動を積極的に行ってきた佐山の「未来ある子どもたちへの支援活動を普及したい」という思いにより、「ラオス教育支援プロジェクト」の一環として養護施設への寄付などの支援活動を行っていた武尊へと、タイガーマスクのバトンが繋がれた。
冒頭、司会が本プロジェクトについて「武尊のプロレスデビューを意味するものではなく、あくまで慈善活動を目的としたものである」と説明。佐山は武尊へのタイガーマスク継承について「慈善事業は非常に大変なことです。(武尊は)もう慈善事業をやっていらっしゃっていて、その時に思ったのが『タイガーマスクの慈善事業を継承していただけないかな』ということ。これからも期待して7代目を襲名して、タイガーマスクの名前をずっと繋いでいってもらいたい」と語った。
武尊は「いろんな記者会見をやったんですけど、今日の記者会見が一番緊張しています」と吐露。続けて「小さい頃、両親の影響でプロレスの試合をたくさん見ていたんですけど、その中でも初代タイガーマスクの試合はすごく格好良くて、強さに憧れて格闘技を始めたんですけど、その最初の強さの憧れを見たのがタイガーマスクだった」と幼少期を振り返った。
その後、佐山から受け取ったマスクを被った武尊は「すごく嬉しい気持ちと、身が引き締まる気持ちです」としみじみ。佐山は「マスク姿が最高にきれいでびっくりしました。そこにも素質があったんだなと思いました(笑)」と微笑んだ。
今後、マスクを被って試合に出る機会はあるのかという質問には、武尊が「今のところ予定はないんですが、それをやることによってこの7代目タイガーマスクプロジェクトがもっともっと広がっていくのであれば考えたい」とコメント。「うれしい気持ちもたくさんあるし、タイガーマスクは小さい頃に憧れたスーパースターで、その名前を受け継げるということはその責任もあるので、身が引き締まる思い。これからもっと頑張っていこうという気持ちです」と意気込んだ。