鳥山明原作の映画『SAND LAND』、ファンタジア国際映画祭へ出品決定! 新場面写真到着
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漫画家・鳥山明の同名漫画を原作としたアニメ映画『SAND LAND(サンドランド)』が、北米最大の映画祭・ファンタジア国際映画祭に出品されることが決定。併せて新場面写真が解禁された。
【写真】さまざまな表情のベルゼブブ、メカニックの描写も! 映画『SAND LAND』新場面写真
原作は、全1巻で完結する読み切りでありながら、「冒険、アクション、ユーモアのバランスが完璧。鳥山明氏の魅力がすべて詰まっている」と評され、今なお熱く語り継がれている伝説の名作。魔物と人間が共存する、水を失った摩訶不思議な砂漠の世界を舞台に、悪魔の王子・ベルゼブブが、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオと奇妙なトリオを組み、砂漠のどこかにある「幻の泉」を探す危険な旅に出るというストーリーだ。
キャストには田村睦心、山路和弘、チョー、鶴岡聡、飛田展男、大塚明夫、茶風林、杉田智和ら豪華声優陣が勢ぞろいしている。
このたび、本作が7月20日より開催されるファンタジア国際映画祭のオフィシャルセレクションに選出され、コンペティション部門にノミネートされたことが発表された。
ファンタジア国際映画祭は、1966年からカナダ・モントリオールで開催され、今年で第27回を迎える北米最大規模の映画祭だ。北米やヨーロッパ、アジアの作品を中心に約400作品を上映し、会期中の来場者は10万人にのぼるなど、ジャンル映画祭として注目を集めている。
同映画祭は、2010年に亡くなったアニメーション監督の今敏氏の功績を讃え、最優秀アニメーション賞を「今敏賞」と呼んでおり、日本からは『言の葉の庭』や『ペンギン・ハイウェイ』といった作品がこの賞を受賞している。本作のメガホンをとった横嶋俊久監督も、2017年に『COCOLORS』という短編作品で「今敏賞」を受賞した経歴を持っており、本作でも同賞の受賞が期待される。
さらに、新場面カット5点が新たに解禁された。旅に出るワクワク感から一転、怒りで目が赤くなった憤怒のドアップ、敵に回し蹴りをする躍動感あふれる姿などさまざまなベルゼブブ表情から、戦車を操縦するラオやシーフのまわりに描かれた精巧なメカニックの描写など、どれも本編でどう描かれるのか楽しみなシーンだ。
アニメ映画『SAND LAND』は、8月18日劇場公開。