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<全米俳優組合ストライキ>俳優たちが出来ないことリスト

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約16万人が加入の全米映画俳優組合 ストライキで出来なくなることとは
約16万人が加入の全米映画俳優組合 ストライキで出来なくなることとは(C)Zeta Image

 アメリカで活動する俳優約16万人が加入する全米映画俳優組合(SAG‐AFTRA)がストライキの実施を発表。『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の来日キャンペーンが中止されるなど、日本にも影響が及んでいるが、俳優たちができないことを具体的に紹介する。

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 報道によると、SAG‐AFTRAは、報酬の引き上げのほか、人工知能(AI)の利用の制限、視聴者数に基づいたストリーミング報酬などを求めて、全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)と交渉を行っていたが、期限の7月12日までに合意に至らず、現地時間7月13日、43年ぶりとなるストライキの実施を発表した。

 IndeyWireによると、今回のストライキで組合に加入している俳優たちが出来なくなった活動は、具体的にまとめると以下の通りとなる。

・カメラ前の仕事:演技、歌唱、ダンス、スタントパフォーマンス、カメラ前での航空機の操縦、パペット操作、パフォーマンスキャプチャーやモーションキャプチャー

・カメラ前以外の仕事:アフレコ/ループ、TVおよび映画館で公開されるトレーラー(プロモーション)、声優、歌唱、ナレーション、スタントコーディネート及び関連するサービス、バックグラウンドの仕事、スタンドインの仕事、ボディダブル、衣装の試着やメイクのテスト、リハーサルやカメラテスト、スキャニング、自分で撮影するものを含むオーディションや面接

・テレビや劇場作品契約におけるプロモーション及び広報活動:ツアー、個々の出演、インタビュー、コンベンション、ファンエキスポ、映画祭、アワード獲得のための投票者に向けた宣伝活動、パネル、プレミアイベントや試写会、授賞式、写真撮影、ポッドキャストへの出演、ソーシャルメディア、スタジオで行われる活動

・交渉、契約、同意:新作でのパフォーマンスへの合意、対象となるプロジェクトに関連する商品化に関する新たな契約、先行作品の再利用を含むデジタルレプリカの作成および使用

・すでに契約した作品の予告編、もしくはそれに不随するものへの出演

 なお、プロモーション活動は新作や現在公開/放送されている作品だけでなく、過去の作品についてもできない。ファンにサインをするなどをした際は、契約した作品やスタジオと関係ない場合は問題ないが、少しでも疑問がある場合は組合の指示に従うように、としている。

 ストライキは7月14日午前0時から行われ、現時点では長期化するのではないかとみられている。

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