死亡が伝えられた14歳のリル・テイ、生きていた! インスタ乗っ取り被害が判明
先日、死去したと報じられたラッパーでインフルエンサーのリル・テイ。実は亡くなっておらず、悪質な乗っ取り被害にあっていたことがわかった。
【写真】リル・テイの投稿 お金を手にする姿も
リル・テイは9歳にしてソーシャルメディアでバズり、ブレイクを果たしたインフルエンサー。「今世紀最年少のフレクサー(金や持ち物を見せびらかす人)」と名乗り、ラッパーとしての派手な生活をインスタグラムで公開していた。2018年以来インスタグラムを更新していなかったが、現地時間8月9日に突然更新され、彼女と兄が亡くなった事を告げるメッセージが公開された。
彼女の訃報はメディアを通じて広く報じられたが、翌日10日に、本人が家族を通じてTMZに対し声明を発表。インスタグラムがハッキング被害にあったとし、彼女が存命であることが明らかになった。
リル・テイは、「兄と私が生きていて、安全な状態にあることをはっきりさせたいと思います。ですが、酷く傷つき、何と言葉にしてよいかすら分からない状況です。酷いトラウマになるような24時間でした。昨日は1日中、この混乱から逃れようと務めていましたが、その間、親しい人からの心痛の電話がなり止みませんでした」とコメント。
「私のインスタグラムアカウントは第三者によって侵害され、不快な偽りや、私に関する噂を広めるのに使用されました」とし、また訃報に書かれていた「クレア・ホープ」という名前すら誤りで、本名はテイ・ティアンであると明かした。
なお、問題の投稿はすでに削除されているが、「愛するクレアが突然、悲劇的な死を遂げたという心痛極まるニュースを公表しなければならいことに、重い気持ちでいます」と書かれ、家族によるメッセージとして公開された。彼女の兄も亡くなっているとし、2人の死は捜査対象となっていると綴られていた。