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トニー・レオン、ベネチア国際映画祭で金獅子生涯功労賞受賞

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トニー・レオン、ベネチア国際映画祭で金獅子生涯功労賞
トニー・レオン、ベネチア国際映画祭で金獅子生涯功労賞(C)Zeta Image

 映画『花様年華』や『恋する惑星』、『ブエノスアイレス』、マーベル映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』などに出演し、日本でも一世を風靡した香港の俳優トニー・レオンがベネチア国際映画祭で金獅子生涯功労賞を授与された。

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 トニーは香港の俳優で、台湾のホウ・シャオシェン監督によるベネチア国際映画祭 金獅子賞受賞映画『悲情城市』(1989)で主人公を演じ、注目を集めた。1990年代にはウォン・カーウァイ監督の映画『欲望の翼』や『恋する惑星』、『ブエノスアイレス』に出演し、日本でも人気となった。また、2000年公開の『花様年華』ではカンヌ国際映画祭で男優賞を受賞するなど、国際的に高い評価を得ている。

 Varietyによると、授賞セレモニーに先立ち行われた記者会見では、普段の寡黙な様子と打って変わり、待機作やこれまでのキャリアについて朗らかに言及。「香港のテレビ局でキャリアをスタートさせました」と振り返り、「当時は香港のテレビの黄金期で、数多くのテレビシリーズに出演し、あらゆるテレビ番組を見る機会も得ました。だから、僕はコメディもドラマもアクションも出来るのです。テレビ黄金時代の後、90年代には香港映画が黄金期を迎え、異なる監督、様々なタイプの映画に出演する機会を得ました。こうしたトレーニングのおかげで、コメディからドラマ、そしてアート作品へとシフトすることが出来たのです」と語った。

 しかし、今回の受賞をどのように祝うかと質問されると、普段の寡黙な彼に戻り、笑顔でやり過ごしたそうだ。

 授賞セレモニーでは、映画『ラスト、コーション』でタッグを組んだアン・リー監督からトロフィーを手渡され、会場からのスタンディングオベーションを受けて涙をぬぐう様子もみられた。

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