映画版『名探偵モンク』、ついにアメリカで予告編公開
エミー賞、ゴールデングローブ賞他、全米ドラマアワードを総なめにしたミステリー・コメディシリーズ『名探偵モンク』の映画版、『Mr.Monk’s Last Case: A Monk Movie(原題)』の予告編がついに公開された。
【動画】『Mr.Monk’s Last Case: A Monk Movie(原題)』アメリカ版予告編
本シリーズは、2002年から2009年まで放送された人気探偵ドラマ。トニー・シャルーブ演じる強迫性障害を持つ私立探偵エイドリアン・モンクが、潔癖症や高所恐怖症など数々の恐怖と闘いながら、天才的な能力を発揮して事件を解決していく様をユーモラスに描く。
Varietyによると、『Mr.Monk’s Last Case: A Monk Movie』は、ポストコロナの世界が舞台。モンクが、「結婚を控える愛する義娘モリーがかかわる、非常に私情の絡んだ事件」を、最後に一度だけ解決するという。
公開された予告編には、テッド・レビン演じるリーランド・ストットルマイヤー警部や、ジェイソン・グレイ=スタンフォード演じるランドール・"ランディ"・ディッシャー警部補、トレイラー・ハワード演じるナタリー・ティーガーら懐かしい顔ぶれが登場。
「彼は高所恐怖症なんです。細菌の次に苦手だ」と言うランディに、ナタリーが「違うわよ。細菌、針、鳥、そして高い所の順よ」と返すなど、ファンにとっては思わず頰が緩む会話もみられる。
トニーやテッド、ジェイソン、トレイラーほか、モンクの亡くなった妻トゥルーディー役のメロラ・ハーディンもカムバック。ケイトリン・マギーとジェームズ・ピュアフォイが新たに出演する。
メガホンを取るのは、オリジナルシリーズで製作総指揮を務め、いくつかのエピソードで監督を務めたランディ・ジスク。シリーズのクリエイター、アンディ・ブレックマンは脚本を手掛ける。主演のトニーは彼らとともに、エグゼクティブプロデューサーとしても参加する。
『Mr.Monk’s Last Case: A Monk Movie』は、アメリカ Peacockにて、12月8日から配信される。