映画『ゴールデンカムイ』山崎賢人と山田杏奈がロケ地へ凱旋! 北海道・鈴木知事も続編熱望
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1月31日に北海道開拓の村で開催された映画『ゴールデンカムイ』のPRイベントに、主人公・杉元佐一役の山崎賢人とアイヌの少女・アシリパ役の山田杏奈、久保茂昭監督が登壇した。
【写真】山崎賢人が引きずられた劇中使用の“馬そり”を贈呈
北海道・鈴木直道知事から「山崎さん、山田さん、久保監督おかえりなさい!」と迎えられ、山崎は「撮影でも大変お世話になった北海道、そして北海道開拓の村に来られて、映画ならではのシーンで使用した、馬そりの前に帰ってきて、嬉しく思います」と挨拶。
北海道開拓の村では、山崎自ら、馬そりで引きずられるアクションシーンの撮影が行われており、『キングダム』シリーズでもアクション監督を担当している下村勇二も“山崎だったから”と話しており、山崎も「下村さんとの信頼関係で生まれたシーンです。基本的なアクション練習は普段からしていたのですが、当日やることが決まって、テストで引きずられて、実際に自分が演じて杉元としてもリアリティや気持ちが入って、いいシーンになったと思います」とスタッフ一同取り組んだ見せ場のシーンに自信をのぞかせた。
また、今作ではアシリパの衣装や小道具など、アイヌ工芸家の方々に協力を得て制作されており、山田は「すごく繊細で、実際に衣装として身に付けさせてもらって、そこから得られるものは大きいなと思いました。アシリパのマキリ(小刀)は、物語の中でもアシリパのお父さんが作ってくれたもので、彼女自身すごく大切にしているものなので、そういう気持ちを作る上でも助けられた部分が大きかったです」と感謝を述べると、久保監督も「北海道でしか見れない風景に、不思議と引き寄せられる感じがありました。北海道の物語だと思ってるので、やっぱり北海道で撮影することが、原作へのリスペクトに繋がると思っていましたし、呼ばれてきたような感じがしていました」と北海道の魅力を語った。
そんな3人に鈴木知事は「北海道は美しいけど、厳しさも自然の中にあります。そういう環境の中でしか撮れない絵があるということで、監督にも選んでいただいたと思います。エンタメとして楽しいだけじゃなく、原作者の野田先生も取材をされたり、監督も地域を回られたりして、アイヌ文化を描かれています。山崎さんが引きずられた勢いで、今度は北海道へ人を引きずりこみたいです!(笑)続編も希望です!」とコメント。
イベントの最後には、「ありがとう北海道」と記されたゴールデンはっぴと、実際に劇中で使用された馬そりが贈呈され、北海道開拓の村へ寄贈された。
最後に山崎は「映画『ゴールデンカムイ』は北海道の皆さんのご協力を得て、本当に素晴らしい作品となったと思います。北海道の魅力が詰まった映画にもなっていると思いますので、ぜひ道民の皆さんに楽しんで頂きたいです!今日は撮影でも大変お世話になった北海道開拓の村に帰ってこられて、とても嬉しいです。これからも何回でも観て、楽しんでもらって、『ゴールデンカムイ』と北海道が一緒に盛り上がっていったら嬉しいなと思います」と言葉を贈り、イベントを締めくくった。
映画『ゴールデンカムイ』は公開中。
※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
※アシリパの「リ」は小文字が正式表記