井上尚弥世界戦でジュニアが“強烈な一撃”食らう?「ネリ選手よりもパンチが効いてたんちゃうかな?」
お笑い芸人・千原ジュニアがMCを務める『ABEMA的ニュースショー』(ABEMA)が12日に放送。この日の放送では、34年ぶりに東京ドームでボクシングの試合が開催され、井上尚弥選手がルイス・ネリ選手に6回TKO勝ちし、王座を防衛したニュースを放送した。
【写真】井上尚弥の世界戦でインスペクターを務めたロバート山本
この中継では、井上選手の背後に佇むお笑いトリオ・ロバートの山本博が何度も映り込み、SNSを中心に「なぜ真顔でいるのか気になる」「芸人オーラがゼロすぎる」と大きな話題に。世紀の一戦に立ち会っていた理由を、山本に直撃した。
山本は、公平な試合を進行する「インスペクター」の職務を全うしていたことを説明し、「本当にお騒がせして申し訳ございません(笑)」とニヤリ。また、井上選手がプロ初のダウンを喫したシーンを回顧し、「『倒された!』と思ったけど、すぐに自分の仕事をしなきゃ! と切り替えた。興奮して仕事を忘れるわけにはいかないので、めちゃくちゃロボットのように動きました」と“仕事人”の表情を見せた。
一方で、周囲からの反響については、「『尚弥くんと仲良くて良かったですね』と、井上選手にお呼ばれされたからだと勘違いされていたり、秋山(竜次)には『これどこのスタジオのコント?』と言われたりしたけど、僕はそんなつもりでやっていないんですよ!」と嘆いた。さらに、山本は今年2月にインスペクターのライセンスを取得してから、芸人の仕事と並行して1ヵ月のうち10日ほどリングに立っていることを明かし、「インスペクターが足りない。東日本では僕を含めて3人しかいない。根性のある方はぜひ研修に来てほしい」と呼びかけた。
ボクシングの大ファンであるジュニアは「後楽園ホールにいつ行っても、博がいる。博を観に行ってるんかな?と思うほど(笑)。ホンマに真面目にやってますから。真面目な表情をすればするほど面白くなる」と話した。また、共演者から「ジュニアさんはインスペクターをやろうと思わないんですか?」と問われると、「大好きなボクシングを一番楽しめない仕事やと思う。みんなが大興奮するシーンで『うわー!』と言えないなんて、好きであれば好きなほどしんどいよ」と苦笑いを浮かべていた。
また、東京ドームにも足を運んでいたジュニアは「東京ドームでボクシングを観られる日が来るなんて、信じられない。世界戦4試合に出場した8選手のうち、6選手が日本人なことにも『ホンマか!?』と思う。日本のボクシングをここまで持ってきてくれたのが、井上選手」と感謝の気持ちを伝えるとともに、「後ろの席の外国人が、井上選手がダウンを奪ったシーンで大興奮して立ち上がったが、その時に俺の後頭部に思いっきりぶつかった。井上選手が勝利してもまだ痛みが取れず、なんならネリ選手よりもパンチが効いてたんちゃうかな?と思うくらい(笑)」と語り、笑いを誘っていた。
『ABEMA的ニュースショー』はABEMAにて毎週日曜12時放送。