“令和版グーニーズ”『リトル・ワンダーズ』、悪ガキッズのアドベンチャーが楽しい予告解禁
第76回カンヌ国際映画祭にて監督週間とカメラ・ドール部門に選出された映画『リトル・ワンダーズ』より、悪ガキッズの楽しいアドベンチャーを捉えた30秒予告と新場面写真が解禁。併せて、レトロ風味のおしゃれでかわいいインスタントフィルム型ムビチケの販売が決定した。
【動画】いざ冒険へ! 『リトル・ワンダーズ』30秒予告
『グーニーズ』『スパイ・キッズ』『ムーンライズ・キングダム』『ロッタちゃん』シリーズなど<こどもが主役の名作映画>に新しく仲間入りした本作は、RPGゲームのような冒険物語だが、“おとぎ話”“西部劇”“ケイパームービー”“フォーク・ホラー”などのジャンルもミックスされたネオ・アドベンチャー。「究極のこども映画を作りたい」という発想と監督自身が子どもの頃に好きだった、スパイごっこやボードゲームの延長線上にある作品として創り上げられた。
第76回カンヌ国際映画祭でプレミア上映されると、監督週間とカメラ・ドール部門に選出。次いで、第48回トロント国際映画祭ではミッドナイト・マッドネス部門のクロージング作品に抜てきされた。監督を務めたウェストン・ラズ―リは、カリフォルニア芸術大学でグラフィックデザインやファッションデザイン等を学んだ後に、映画製作を始めた新星。同じく10代前半の子どもたちも、今後の活躍を期待させるみずみずしい輝きを放つ。
悪ガキ3人組“不死身のワニ団”、アリス(フィービー・フェロ)、ヘイゼル(チャーリー・ストーバー)、ジョディ(スカイラー・ピーターズ)は大の仲良し。ある日、ゲームで遊ぶ代わりとして、ママの大好きなブルーベリーパイを手に入れようとするが、必要な卵を謎の男に横取りされる。奪い返すために男を追いかけた3人は、魔女率いる謎の集団“魔法の剣一味”に遭遇し、怪しい企みに巻き込まれてしまう。森で出会った魔女の娘ペタルを仲間に、悪い大人に立ち向かう4人。果たしてこどもたちの運命は?無事にパイを手に入れ、ゲームをプレイできるのか…?
先日公開された予告編に続き、今回解禁された30秒予告は、より本作の要素を凝縮したかわいさ満載の内容。悪い大人に立ち向かう4人の子どもたちが、「すべての映画好きに刺さる」(Variety)、「魔法のような想像力」(Cahiers du Cinema)といったメディアからの絶賛評と共に、豊かな自然の中で躍動する姿が収められている。
新場面写真は4点。顔を隠した「不死身のワニ団」3人が全能感を漂わせる冒頭シーン。彼らがママのためのブルーベリーパイに必要な卵を奪った男のアジトをつきとめたシーン。そのアジトにいた、怪しい謎の集団“魔法の剣一味”の魔女アンナ(リオ・ティプトン/本作ではプロデューサーも兼務)と強面の手下ジョン(チャールズ・ハルフォード)、魔女の気弱な弟マーティ(演じるのはウェストン・ラズーリ監督)が並んだ場面。そして、魔女の双子の妹ケルズ(アンドレア・ブラウン)とサッズ(レイチェル・ブラウン)たちを不思議な呪文で操る魔女の娘ペタル(ローレライ・モート)との出会いのシーンを収めている。本編ではここから怒涛の展開を迎えていく。果たして無敵の「不死身のワニ団」は、どうなってしまうのか。
併せて今回、数量限定の特別鑑賞券として「インスタントフィルム型ムビチケカード」を8月30日より販売することが決定。ポスターにも使われた悪ガキッズたちがポーズを決める【A】、「不死身のワニ団」のリーダー的存在・アリスのアップを捉えた【B】、「不死身のワニ団」のアリス、ヘイゼル、ジョディが敵陣を偵察するシーンを切り取った【C】、彼らが新作ゲームに浮かれる様子を収めた【D】の4パターンで、どれも子どもたちの勇気とワクワクが伝わるカットを採用。従来のムビチケカードと異なり、インスタントカメラで撮影した写真を模したレトロかわいいデザインとなっている。新宿武蔵野館・ヒューマントラストシネマ渋谷のチケットカウンターにて直接購入、またはメイジャー通販サイトにてオンライン購入。価格は1600円(税込)。
映画『リトル・ワンダーズ』は、10月25日より全国公開。