日向坂46、「ひなたフェス2024」開催 水の演出復活でファンびしょ濡れ 念願の東京ドームライブも発表
会場からの止まない声援を受けて再び登場したのは、12thシングル選抜メンバーの15名。モニターに「てげ、盛り上がれ!」と映し出されると、四期生の正源司陽子と藤嶌果歩がダブルセンターを務める楽曲「絶対的第六感」を初披露した。
「絶対的第六感」のパフォーマンスの後には、12thシングルでアンダーメンバーの「ひなた坂46」として活動する12名が登場。センターを務める四期生の宮地すみれは、楽曲の「君を覚えてない」について、「『絶対的第六感』とはまた違った雰囲気を持った楽曲になっていて、私たち“ひらがなひなた”に出せる色が存分に出ている、切なくて甘い楽曲になっているので、たくさん愛してくださるとうれしいです」とあいさつした。
また、パフォーマンスを終えた表題曲メンバーも合流すると、センターを務めた正源司は「きのうときょうで2日間、こんなすてきな宮崎という大好きな場所で、こうやって皆様の前で披露させていただけたのが本当に光栄ですし、うれしかったですし、皆さんの1つ1つのペンライトだったりですとか、たくさん声をかけてくださるのが本当に幸せで、たくさん応援いただいて、こうして披露できてすっごく楽しかったです。本当にありがとうございます!」と感謝した。
同じくセンターの藤嶌は、「初めて聞いたときからすごく大好きな曲だったんですけど、こうしておひさまの皆さんの前で披露させていただいてから、この楽曲がもっと好きなものになって。おひさまの皆さんと一緒に、この楽曲をもっともっとどんどん育てていきたいなって思いますし、これからも皆さんお力をお貸ししていただけたらいいなって思います」とメッセージを寄せた。
そしてラストは「JOYFUL LOVE」。宮崎の夜空にペンライトで作り上げた美しい虹がかかり、大団円を迎えたと思われたが、佐々木久美が「本来ならライブはここで終わりなんですけど、きょうはどうしても皆さんに伝えたいことがあるので、こちらをご覧ください!」と切り出すと、モニターには“緊急告知”の文字が。11月、12月に兵庫、福岡、愛知、東京で「全国ツアー2024」が開催されることが発表され、ファイナルは東京ドームで行われることが伝えられた。
佐々木久美は「初めて東京ドームでライブをやらせていただいたときは、(コロナ禍のため)声もまだ出せない状況だったので、完全に皆さんに楽しんでいただける状態での東京ドームは今回が初となります」と話し、「ずっとずっと今年1年、私たちはひなたフェスの成功、そして東京ドームでできたらというのを夢にしていたので、年末にその夢が叶うと思うと、とってもとってもうれしいです。本当に皆さんありがとうございます」と感謝。「宮崎という場所でフェスをやらせていただくのは、私たちにとってもすごく大きな挑戦で、不安も少なからずあったんですけれども、日向坂のためにとご協力してくださった方がたくさんいて。おひさまも、日向坂が宮崎でフェスをやるならと来てくださって、こんなに愛を感じたのは、ひなたフェスがあったおかげだなと思います。今回、皆さんのたくさんの愛に応えられるようにとフェスをやってきましたが、ここで終わりではなく、この宮崎の地から始まって、東京ドームへ行きたいと思います」と力強く宣言した。
「最後にもう1曲歌いたいと思うんですけれども、もちろん約束の彼の地という意味もありますが、この宮崎という場所にたどり着けたのもおひさま、宮崎の皆さんのおかげでございます。その思いを込めてみんなで歌いましょう!」と呼びかけると、本当のラストとして、「約束の卵2020」を披露。グループにとって大きな挑戦だった「ひなたフェス2024」は幕を閉じた。