本木雅弘主演・戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』、阿部サダヲ、尾野真千子ら共演キャスト発表
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本木雅弘が主演する戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』（NHK総合）の放送日が、8月13日22時に決定。併せて共演キャストも発表され、阿部サダヲ、尾野真千子、伊東蒼、石橋静河、田中哲司の出演が明らかとなった。
【写真】尾野真千子、伊東蒼、石橋静河、田中哲司ら実力派が集結
高度経済成長を遂げた1972年の日本。もはや戦後ではない。日本人の誰もが豊かさを追い求めていた。その時代のすう勢に逆らうかのように、長崎の放送局出身のジャーナリスト・辻原保（本木）は、被爆者の声を集め出す。しかし、当時はまだ原子爆弾の被害は生々しく、被爆者体験はそもそも語るべきものではなかった。そんな時代での被爆者体験の録音、それは周囲からも理解されない「孤独で」過酷な作業だった。
その最中、辻原は一人の被爆者・九野和平と運命的な出会いを果たす。九野が語る「声」に心を激しく揺さぶられる辻原。この「声」を伝えていきたい。一方で、その「声」は多くの謎にも満ちていた。
これは原子爆弾が投下されて数10年経ったのちになっても、なお被爆の劫火に灼かれ続けたふたりの男のふしぎな出会いを描いた、事実に基づく物語である。
この度、共演キャストが発表。
九野和平役を演じるのは、阿部サダヲ。九野は長崎で被爆し、重い被爆障害を抱えながらも、今を必死に生きている。
九野にとって心のよりどころである、九野のお姉さん役に伊東蒼。
辻原が働くキャバレーのホステスで、辻原の活動に興味を示す立花ミヤ子役に石橋静河。
辻原が通う被爆者団体の事務員で、辻原に九野を紹介する恵木幸江役に尾野真千子。
長崎の放送局の元同僚である賀川満役には、田中哲司。賀川は辻原と同じく放送局を辞めて東京に暮らしており、久しぶりに辻原を訪ねてくる。
戦後80年ドラマ『八月の声を運ぶ男』は、NHK総合にて8月13日22時放送。
