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自分らしさを鳴らすポップアンセム! ストップモーションアニメ映画『リビング・ラージ!』予告編&本ポスター完成

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映画『リビング・ラージ!』ポスタービジュアル
映画『リビング・ラージ!』ポスタービジュアル(C)2024 Barletta,Novinski,Novanima,Ceska televize,RTVS,MAGIC LAB

 アヌシー国際アニメーション映画祭でコントルシャン部門・審査員特別賞を受賞し、映画音楽でも評価を得たストップモーションアニメ映画『リビング・ラージ!』(10月3日公開)より、予告編、ポスタービジュアル、場面写真9点が解禁された。

【動画】ポジティブになれる! 『リビング・ラージ!』予告編

 主人公ベンは、音楽と料理が大好きな、ちょっとシャイな男の子。気の合う友だちとバンドを組んで、ラップを書いて、料理を楽しむ毎日を送っている。学校ではあまり目立たないけれど、キッチンに立つときと歌っているときだけは、少しだけ自分を好きになれる。

 13年前に出会った一冊の小説から構想を重ね、12年の歳月を経て、ひとつの映画<うたって、笑って、悩んで、自分を好きになる! 自分らしさを鳴らすポップアンセム>が形になった。監督を務めたチェコのアニメーション作家クリスティーナ・ドゥフコヴァの娘の成長に寄り添うように生まれたこの物語には、彼女のまなざしと、繊細な手仕事が息づいている。

 料理と音楽に夢中な少年ベンをめぐるストーリーは、丁寧に作られた人形たち、夢想や想いをすくい上げるストップモーションアニメーション、そして胸に残るラップやメロディによって、揺れ動く感情や言葉にならない想いをやわらかく受けとめる。自分を少しだけ好きになれた瞬間を映す。そんな心の変化の芽吹きをそっとすくい上げるように描き、ポップであたたかなユーモアとともに、自分らしく生きる歓びを奏でてゆくアニメーション映画が、ここに誕生した。

 予告編は、少し大柄な少年の主人公ベンが、テンポの良いリズムに乗せて「お腹がグーグーもう限界」と腹ペコ状態だと表現した、個性あふれるラップシーンからスタート。音楽と料理が大好きなベンは、これまで自分の見た目をあまり気にしてこなかった。ところが思春期を迎え、クラスメイトのクララを意識するようになると、次第に容姿や心の揺らぎが気になりはじめる。

 ダイエットにも挑戦し、胸の奥にわき上がる言葉にならない感情を、仲間と奏でる音楽にのせて歌い放つベン。しかし事はそう簡単には運ばない。食事制限や運動など、さまざまな方法を試してみるものの、思うように体重は減らず、焦りやプレッシャーから奇妙な悪夢まで見る始末。さらにクララへの想いを込めて焼いた自慢のケーキも、届ける途中のトラブルで無残に崩れてしまい…。

 沈んだ気持ちのベンに、父の友人ソフィーは「勇気を出せば何だって乗り越えられる」と励ましの言葉を贈る。それをきっかけに、ポジティブな心持ちを取り戻していくベン。気心の知れたバンド仲間とステージに立ち、オリジナルナンバーを歌い上げるシーンでは、「リビング・ラージ! でっかい心で生きてやる フルチャージ! 新しいスタートだ」と熱唱、魂の声を観客に届ける。“まだ知らない自分に少しずつ出会っていく”というメッセージを色濃く映し出す予告編となっている。

 ポスタービジュアルは、ポップコーンを頬ばるベンを中心に、得意の料理や食材がにぎやかに並び、バンド仲間やクララも顔をのぞかせるキュートなデザイン。周囲には「でっかい心で、生きていこう!」「うたって、笑って、悩んで、自分を好きになる! 自分らしさを鳴らすポップアンセム」というコピーが添えられている。

 音楽は、オリジナルの楽曲に加え、スロバキアのロックバンド・Walter Schnitzelssonの軽快なサウンドが響きわたる本作。劇場のスクリーンで、胸躍る音楽に包まれながら“ちょっといい日になるかも”という予感を味わってみたい。

 映画『リビング・ラージ!』は、10月3日より新宿武蔵野館ほかにて公開。

映画『リビング・ラージ』本予告

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