アンジェリーナ・ジョリー、元夫ブラッド・ピットに3.3万ドル要求 離婚で感情的に苦しんだ

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8年にわたる係争を終えて離婚が成立するも、挙式した南フランスの古城をめぐって、係争を繰り広げているアンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット。この度アンジェリーナが、ブラッドとの離婚が、彼女と子ども達に与えたショックと、経済的困難について、宣誓供述書で明らかにした。
【写真】ブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー、ラブラブだった頃
問題となっているのは、2人が2008年に取得し、2014年には子どもたちと一緒に結婚式も挙げた南フランスの古城ワイナリー、シャトー・ミラヴァル。これまでの報道によると、ブラッドは2022年2月、アンジェリーナが口頭での約束に反し、2021年10月にシャトー・ミラヴァルの株式の半分を6700万ドルで第三者に売却したと提訴した。
PageSixによると、ブラッドは今年7月に、アンジェリーナがシャトー・ミラヴァルの持ち分を売却したテヌーテ・デル・モンドの親会社、ストーリ・グループで働くアレクセイ・オリイニクの召喚。しかし彼が応じなかったために、次の手としてプライベートメッセージの開示を要求。これをうけ、アンジェリーナが現地時間10月6日に裁判所に対し、宣誓供述書を提出したようだ。
彼女はこの中で、離婚をうけ、シャトー・ミラヴァルとロサンゼルスの自宅の管理権および居住権を、無償でブラッドに明け渡したが、資産をシャトー・ミラヴァルにつぎ込んでいたため手元に資金がなく、「扶養料やその他の金銭的援助」を求めていなかったことや、子ども達の世話と回復に集中するために約2年仕事を断っていたことから、シャトー・ミラヴァルからの資金が必要だったと説明した。
そして、「元夫との離婚の原因となった出来事は、私と子ども達にとって、感情的に辛いものでした」と主張し、「離婚の原因となった辛い出来事と直結する」シャトー・ミラヴァルには、自身と6人の子どもたち、マドックス(24)とパックス(21)、ザハラ(20)、シャイロ(19)、双子のノックスとヴィヴィアン(17)は、「今後決して足を踏み入れない」と綴られているそうだ。なお彼女は、南仏からアメリカに戻る飛行機の機内で、ブラッドが暴力を振るったことが原因で、離婚を申請したと以前から話している。
また、2017年はじめに、シャトー・ミラヴァルの持ち分をブラッドに売却すべく話し合いを持ったが、同物件との感情的な繋がりや、結婚生活が終わった経緯のために、非常に困難だったと主張。弁護士を通して訴訟を取り下げるようブラッドに求めているが、彼が応じないとし、プライベートメッセージの開示を求めるブラッドの要求に対応するために生じたという、訴訟費用3万3000ドル(約488万円)の支払いを、求めたそうだ。