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“男子プリキュア”メンバーが『キミプリ』出演! アフレコレポート到着 コラボダンス動画第2弾も

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『Dancing☆Starプリキュア』The Stageメンバーが『キミとアイドルプリキュア♪』アフレコ現場に
『Dancing☆Starプリキュア』The Stageメンバーが『キミとアイドルプリキュア♪』アフレコ現場に(C)ABC-A・東映アニメーション (C)Dancing☆StarプリキュアThe Stage製作委員会

 12月上演の舞台『Dancing☆Starプリキュア』The Stageより、ぼくプリメンバーのアフレコの様子がリポートとして公開された。また、キミプリ×ぼくプリのコラボダンス第2弾として、ぼくプリのメインテーマソング「Do the Dancing☆Starプリキュア」のダンス動画も公開となった。

【動画】ぼくプリのメインテーマソング「Do the Dancing☆Starプリキュア」ダンス動画

 本作は、プリキュア初の舞台作品。舞台オリジナルの「男子プリキュア」が【光のリズム】でプリキュアとしての使命を果たしていく姿や、彼らのダンスにかける日常を描いたストーリーだ。

 都内収録スタジオ。放送中のアニメ『キミとアイドルプリキュア♪』のアフレコブースに入室した“ぼくプリ”メンバー。役衣裳である煌星高等学校の制服に身を包んだ『Dancing☆Starプリキュア』The Stageのキャストたちは、セリフを確認したり、互いに声を掛け合ったりと気合十分だ。やや緊張気味だが、複数のマイクとモニターを有する広いブースのため、全員で一緒に収録へ臨めるという心強さも感じている様子。スタジオに駆けつけたキャラクターデザイン・川村敏江、“ぼくプリ”のスタッフ&関係者は、収録ブースとガラスを隔てたコントロールルーム内で見守る。

 まずはブース内にて、舞台のスーパーバイザーを務める東映アニメーションの鷲尾天、“キミプリ”のシリーズディレクターを務める今千秋からメンバーに向けて説明が入る。「校長先生の話、長いですよ~」と前置きして話し出した鷲尾と、“ぼくプリ”の舞台にも足を運んでいたという今による絶妙な掛け合いに、ブース内は笑いであふれる。鷲尾からの「いつも通りに元気良く臨んでください」という激励によってメンバーの緊張も解れ、早速アフレコがスタートした。

 アニメのアフレコに初めて臨むキャストが多いため、収録は一言ずつ、頷きなどの細かいリアクションも区切って進行していく。モニターに映し出されるアニメーションは未完成の箇所もあるが、シーンの長さ(=尺)と合わせる必要があるのでセリフの言い回し、速さなどにはキャストの柔軟性が必要だ。全身を使って表現する舞台上の演技とは違い、芝居を声に集中させる技術、テンションの高さも試される。

 トップバッターでセリフを収録したのは、キュアトップ/星河楽(ほしかわ がく)役の田村升吾。ステージ上を駆け回っていた楽の姿が瞬時に浮かんでくるような、元気いっぱいの声で場を一気に明るくする。今ディレクターから「一言ずつ、焦らずに」「最後がちょっと流れ気味かも」などとディレクションを受ける度、しっかりと受け止めて見事にクリアしていく姿は主人公そのもの。

 “ぼくプリ”が一緒にリアクションを取るカットでは、キュアロック/夏目颯斗(なつめ はやと)役の滝澤諒がかじを取る。メンバーの中で唯一、アニメのアフレコ経験者。声を合わせるシーンでは「僕が“せーの”って言おうか?」と率先し、ディレクションに対しても演技の方向性を確認したりと、積極性をもって収録現場を引っ張っていた。

 やや苦戦を見せたのが、キュアソウル/月宮爽々奈(つきみや ささな)役の森田桐矢。「いつもどうやっていたっけ……?」と迷子になるも、鷲尾が「彼は部活の後輩たちからのモテを毎回さらりと躱す。

 上から目線の柔らかさがあったよね」とアドバイス。“ぼくプリ”プロデューサーからも「いつもの笑顔で!」と声を掛けられ、リテイクで奮闘。スタッフ一同から「おお!」と声が上がるほど、納得のキャラクターが画に吹き込まれた。

 キュアカグラ/天弦晃雅(てんげん こうが)役の寺坂頼我は特撮出演経験があり、リアクションの収録はほぼ一発OK。ブース内の後ろで見ていたメンバーからも「さすが!」「変身していただけある」と称賛を受け、照れ笑いを返していた。舞台では日舞風のオリジナル・カグラダンスで華麗な舞いを披露しているキュアカグラの変身シーン、口上にも注目だ。

 キュアブレイク/黒瀬舞人(くろせ まいと)役の小辻庵は、メンバー最年少。“ぼくプリ”スタート時はキャラクターたちと同じく現役高校生だった。しかし初挑戦とは思えぬ落ち着きぶりでアフレコに臨み、周囲から絶賛。

 収録ブースのみならず、コントロールルームにまで笑いを巻き起こしていたのが、妖精・パドドゥ役の和合真一。モニターでアニメのパドドゥを確認した瞬間、イケボで「可愛いね……」と甘く囁く和合。収録したセリフも深みのあるイケボで発し、スタッフ間を「いいのか?」「アリなのか?(笑)」とざわつかせる。最終的に鷲尾が「パドドゥはオジサンだからOK!」と太鼓判を押した。人間の姿と妖精の姿、それぞれ違う声で魅せるパドドゥへの反響に期待が高まる。

 キャストたちに都度的確なディレクションを出し、丁寧に進行していく今ディレクター。“ぼくプリ”スタッフにもキャラブレがないかの確認を怠らない。話数演出の村上貴之を始めとする“キミプリ”スタッフたちも気になるシーンでは感情の説明を重ね、意見を交わしていた。

 収録のクライマックスは、「男子プリキュア」の5人が一斉に掛け声を発するバトルシーン。滝澤が「せーの」と呼びかけて声を合わせるが、語尾を揃えるのが難しい。「プリキュア」シリーズの映画で大人数が集う際も、一斉に声を出すカットはリテイクが重なるという。

 今ディレクターから「惜しい!」と声がかかる度、キャストたちのテンションと集中力も高まっていく。

 「舞台では目を合わせてやれるから、(ブース内だと)難しいね」と言いながらも、妥協のない現場がうれしくてたまらない様子で、笑顔でトライを続ける。

 バトルシーンの画に合わせて、田村が右腕を掲げていることに気付いた森田が「横目で見ながら、トップ(=田村)の手に合わせようかな」とつぶやき、滝澤が「よし、この指揮者を合図にしよう!」と提案。皆の心がひとつになり、次のテイクでついに満場一致のOKが出た。

 お互いにグッジョブポーズで称え合ったり、苦戦しているキャストにアドバイスを送ったりと、キャストたちのチームワークが見えたアフレコ現場。“キミプリ“スタッフと“ぼくプリ”メンバーの熱量が込められた39話の放送をワクワクしながら待ちたい。

 『Dancing☆Starプリキュア』The Stage3は、東京・天王洲 銀河劇場にて12月5~14日、大阪・クールジャパンパーク大阪 TTホールにて12月19~21日上演。

※キャストコメントは以下の通り。

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<コメント全文>

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「キミとアイドルプリキュア♪」後期エンディング主題歌 「キミとルララ」 コラボダンス動画

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