岸井ゆきの主演『ユージニア』重要文化財で史上初のドラマ撮影! 毒殺事件の謎に迫る本予告解禁
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岸井ゆきのが主演を務める『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』が、国指定重要文化財である成巽閣の「群青の間」で、ドラマ作品として史上初の撮影を行ったことが明らかになった。あわせて、場面写真と本予告映像が解禁されたほか、完成報告会の生配信も決定した。
【動画】32年前の毒殺事件に隠された謎とは? 『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』本予告映像
本作は、恩田陸が2005年に発表し、第59回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞した小説『ユージニア』を映像化したダークミステリー。北陸のK市にある名家で発生した毒殺事件を軸に、事件の目撃者で、その出来事を題材に小説を執筆した作家、生き残った盲目の少女、事件の真相を追うライターという3人の女性が、30年の時を経てもなお事件に翻弄される姿を描く。
このたび、本作が国指定重要文化財である兼六園・成巽閣の「群青の間」で撮影を行ったことが明らかになった。同所でドラマ作品の撮影が行われたのは、史上初となる。
本作では、40代の友子(木竜麻生)が、32年前の毒殺事件について満喜子(岸井)に取材する場面で使用されている。友子は、満喜子の著書である小説が、実行犯以外にも野放しになっている犯人の存在を示唆していると指摘。これに対し満喜子は、いくら事実に即していても、人間が書く以上、ノンフィクションというものは存在しないと反論し、不気味な笑みを浮かべる。
成巽閣の館長・吉竹泰雄氏は「最初にお話がありましたのは3年前の事です。本格的ドラマ作品はこれまで無く正直、実現するとは思いませんでした。ただ原作を拝見し、制作の皆さんの熱意から『群青の間』を欠くことはできないという思いに至り今回の撮影となりました」とコメント。作品にとって「群青の間」が欠かせない場所であることがうかがえる。
あわせて、本作の場面写真が解禁された。公開されたのは、「事件後の関係者たち」「事件当時の青澤家」「悲劇の毒殺犯ユージン」を捉えた写真だ。
事件後の関係者たちを捉えた写真では、物語の中心人物である3人の女性の20代と40代の姿を対比。取材当時は事件に真相が存在すると考えていた満喜子(岸井)に、美しく感情をあらわにしないミステリアスな緋紗子(成海璃子)、大学在学中にある出来事をきっかけに事件を知った友子(木竜)。20代の3人には未来への希望を感じさせる活力がある一方、40代の姿からは、事件の記憶に人生を侵食されているかのような悲壮感が漂う。
また、満喜子の兄で、妹とともに事件の第一発見者となった誠一(丸山隆平)の姿も。惨劇を目の当たりにした誠一もまた、事件の記憶にとらわれた人物の一人だ。事件関係者への取材を進める友子は、誠一とも対面することになる。
事件の舞台となったのは、地元医師会の代表を務めた医師が営む青澤医院の邸宅。事件当日は、青澤家当主の還暦と、その母親、息子という3世代の誕生日を祝うため、大勢の人々が集まっていた。
幼少期に視力を失った緋紗子(倉持春希)の母親(真木よう子)は、娘を救い、正しい道へ導きたいと願う一方、緋紗子を神聖な存在として深く愛し、自らの理想像を投影していた。また、20年近く青澤家に仕えてきたキミさん(かたせ梨乃)は、母親とは異なる立場から緋紗子の成長を見守り、支えてきた人物だ。
青澤家で17人が命を落とした事件で、生き残ったのは緋紗子とキミさんの2人。ともに事件の記憶と重荷を背負い続けるキミさんもまた、事件の核心に迫る重要人物となる。
事件発生後、現場に駆け付けた刑事課の栗城(片岡愛之助)は、現場に漂う異様な悪意を、当時13歳だった緋紗子の中に感じ取る。それまで刑事の勘を信じていなかった栗城だったが、この時初めて直感に突き動かされ、事件後は緋紗子が犯人であることを証明しようと奔走する。
さらに、これまで詳細がほとんど明かされてこなかった毒殺事件の実行犯・ユージン(倉須洸)の姿も公開された。事件当時、何を考えていたのか分からず、本名さえ明らかになっていない謎めいた青年だ。
幼くして両親を亡くし、さらに妹と、彼女が結婚を誓い合った恋人を殺されたユージン。海辺の町の寺で阿弥陀如来を見つめていた彼は、仏には憤怒を表す第三の目「三眼」を持つものもいると知る。それは、まったく異なる次元から世界を見つめるための目だった。
耐え難い苦しみから解放され、別の次元から自分や世界を眺められるようになりたい――。そう願った瞬間が、彼の人生を狂わせる転機となっていく。
一方、解禁された本予告映像には、意味ありげな笑みを浮かべる満喜子、事件の真相を追う友子、何かを知っている様子の緋紗子が登場。不穏な場面が次々と映し出され、毒殺事件の記憶が登場人物たちの人生を侵食していく様子が描かれる。さらに、国指定重要文化財「群青の間」で撮影されたシーンや、狂気をにじませるユージンの姿も収められている。
さらに、本作の完成報告会が11月5日18時30分より開催され、その模様がWOWOW公式Instagram(@wowowofficial)で生配信されることも決定した。当日は、岸井ゆきの、木竜麻生、成海璃子、WOWOWの山田雅樹プロデューサーが登壇する予定だ。
『連続ドラマW 恩田陸 ユージニア』は、WOWOWにて11月8日より毎週日曜22時放送・配信(全6話)。
