渡辺麻友、渡り廊下走り隊は「波瀾万丈でした」 解散ライブ開催

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昨年末に解散を発表した「渡り廊下走り隊」の最初にして最後になるワンマンライブが9日、Zepp DiverCity Tokyoにて行われ、開演を前に囲み取材に応じた。
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「渡り廊下走り隊」はAKB48からの派生ユニットとして2009年1月28日にデビュー。度重なるメンバーチェンジを経て、今回解散コンサートに出演したメンバーは、渡辺麻友、岩佐美咲、仲川遥香、多田愛佳、平嶋夏海、浦野一美、菊地あやかの7人。昨年12月に発売されたアルバム「渡り廊下をゆっくり歩きたい」(超コンプリート盤)を購入し応募した約2万人から抽選で選ばれた2000人の前で、その5年間の活動に幕を閉じた。
解散コンサート直前にも関わらず、笑顔で取材に応じた7人。まだ解散の実感がわかないと話す渡辺は「やっぱり解散となると寂しい気持ちがありますね」と時折寂しさもにじませたが、「AKBの派生ユニットの中でも一番メンバーの入れ替わりが多かったグループ。最年長のメンバーが入ったり(笑)。波瀾万丈でしたね」と明るく5年間を振り返り、メンバーの不仲説に関しては「不仲説は嘘です! ケンカをしてしまうくらい仲が良かったんです。本当にくだらないケンカをしました。子どもでした(笑)。自分をさらけ出せるような居心地のいい場所でしたね」と笑い飛ばした。
JKT48に移籍し、今やインドネシアで国民的人気を誇る仲川も「久しぶりに日本でコンサートをします。最初は笑顔でいたいけど、アンコールで泣いちゃうかな(笑)」と話し、48グループとして、アイドルとして最後との仕事だと話す28歳の浦野は「アイドルを卒業してこれからマルチにタレントとして活動するのが楽しみ !このライブを成功させて、明日から心機一転、まだまだ現役で頑張ります!」と解散を前向き捉え、今後の活動に対しても意気込んだ。
その他のメンバーも「いつかみんなが大人になって、一夜限りの復活とかできたらいいなって思ってます」(平嶋)、「私たちは今日で死ぬ訳じゃないので(笑)、悲しいけどまた会おうと思えば会える。会いたくなったら会いにいこうと思います」(多田)、「今日のコンサートを悔いのないように思い切って作り上げたい」(菊地)、「この中で私だけ格段に後輩なので、最初は不安でしたがこんなに仲良くやれるなんて思ってませんでした。ここがスタートと思って前を向いていきたい」(岩佐)とそれぞれ渡り廊下走り隊への思いを語った。
最後に渡辺は「今まで5年間、渡り廊下走り隊の応援ありがとうございました。それぞれの道を進むことになりますが、これからも応援をよろしくお願いします。私たちのことを忘れないでください!さようなら!」とファンにメッセージを送った。