北村一輝、『猫侍』の主人公猫・玉之丞を抱きながらデレデレ!
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映画『猫侍』公開初日舞台挨拶が1日に行われ、北村一輝、蓮佛美沙子、戸次重幸、あなご（玉之丞役）、山口義高監督が登場した。
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直前に蓮佛が靴を履き忘れ、登壇者入場に出遅れるというハプニングがあったが、会場は蓮佛を温かく迎えた。蓮佛は「大変申し訳ない。全然気づかなかった」と照れ笑いしつつ、深々と頭を下げていた。
何事もなかったように開始した舞台挨拶。本作にあたって北村は「撮影前に、監督やプロデューサーと『普段映画を観ない方がいっぱいいると思う。おじいちゃんやおばあちゃんなど家族で一緒にいろんな方が観られる映画作品がないからではないか。そういった人にも観てもらえるような作品にしよう』という話をした。そうやって、どんどんハードルを下げていったら、とりかえしのつかないところまで下がっちゃった。僕たちはふざけて撮っていたので ふざけるなと言われると思っていた」と笑顔で語った。
CGを使わず動物を扱った撮影となった本作だが、猫によるNGはほとんどなかった様子。蓮佛は「猫に左腕を引っかかれた」と漏らし、戸次は「猫はすぐに驚いてしまうので、歩くシーンも抜き足差し足になってしまう。その辺が難しかったですね」とエピソードを明かした。
途中、主人公猫・あなご（玉之丞役）が登場すると、客席から「かわいい」との声が挙がった。北村に抱きかかえられたあなごは終始落ち着いた様子。蓮佛は「私は猫を飼ったことがないので抱き方から教えてもらったんですけど、北村さんは猫を抱くのが上手なんです」と話すと、北村は「かわいいんですよ」とデレデレ。さらに北村は「猫を抱きながら殺陣のシーンをしたんですけど、大変だったんです。腰を落として、動かさないようにしてね」と振り返っていた。
本作は、BSフジなどで放送された連続ドラマ『猫侍』の映画版。百人斬りと恐れられた剣豪が、愛らしいネコと触れ合うことで心情を変化させていく姿を描く。全編撮り下ろしのオリジナル・ストーリーで、新感覚の刺客エンターテインメント作品となっている。
映画『猫侍』は3月1日よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。
