要注目のスペイン人監督が贈る戦争スリラー『インベーダー・ミッション』公開
映画
『ハート・ロッカー』や『ゼロ・ダーク・サーティ』、『ローン・サバイバー』など、中東での戦争を題材にした秀逸な戦争アクション映画が数多くみられる昨今。今度はスペインから、世界を震撼させる衝撃の戦争スリラー『インベーダー・ミッション』が誕生した。
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本作は2004年のイラクから始まる。国際医師派遣団に所属するスペイン人軍医パブロが、米軍の護衛のもと負傷者を病院に運んでいたところ、舞台はテロリストの凄まじい奇襲を受け壊滅してしまう。
2週間後、ただ1人生き残ってスペインの病院で目を覚ましたものの、事件の一部始終を思い出せなくなっているパブロに対し、政府は戦場での出来事を口外しない契約を求める。しかし、“何か”がおかしいと感じたパウロは、その日の戦場での真相を追い始め、国家が隠ぺいする巨大な秘密に近づいていく…という、予測不可能なサスペンス要素を含んだストーリーだ。
メガホンを取ったのは、要注目のスペイン人監督ダニエル・カルパルサロ。大胆なアクションと予測不能なドラマ性が見事に融合した本作は、戦争映画に新たな風を吹き込み、“スペインのアカデミー賞”とも呼ばれるゴヤ賞で5部門にノミネートされた。
5月17日にはカルパルサロ監督による別作品『ワイルド・ルーザー』の公開も決定しており、現在勢いのあるクリエイターの1人だ。これを機に、注目してみてはいかがだろうか。
『インベーダー・ミッション』は5月31日より全国順次ロードショー。
