キム・テヒ理想の男性像を明かす!?「ただ横で見ているだけの愛し方、素敵！」
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5月に日本でDVDがリリースされた韓国歴史ドラマ『チャン・オクチョン』で、主演を務めた人気女優キム・テヒが作品や共演者の魅力について語った。
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キム・テヒが今回演じたのは、低い身分に生まれるもファッションデザイナーになる夢を追い、愛する男性への愛に生きた実在の女性チャン・オクチョン。これまでも、韓国の有名女優が度々演じてきたこの人物は“稀代の悪女”“毒々しい女性”と呼ばれ、歴史上でも作品の中でも悪女の象徴とされてきた。
「この作品は、悪女としてのチャン・オクチョンを別の角度から解釈しています。現代に至るまで悪女として知られてきた彼女は、“本当に生まれながら悪い女性だったのか？”という角度から見つめた作品だったのでとても新鮮に感じました。彼女を人間的な共感を得られるようなキャラクターとして再び描くという部分に魅力を感じたんです」と出演の決め手を語った。
『天国の階段』『マイ・プリンセス』など数多くの人気ドラマに出演し、2011年にフジテレビ系で放送された『私とスターの99日』に出演し日本でも人気のキム・テヒだが、意外にも時代劇は今回が初めてだという。「最初は口調や身のこなしに慣れませんでした…。監督や先輩方からアドバイスをいただき、第1話、第2話とストーリーが進みにつれ慣れていきました。時代劇では普段と違い、抑えた動きをしなければならないし、いつも手をきちんと揃えるのが基本の姿勢で、右手が左手の上だということを忘れてはいけません」と常に所作に気を付けなければならない苦労があったそう。
また、このドラマの見どころはラブロマンス。ヒロインの相手イ・スン役で6歳年下の俳優ユ・アインとの共演については「はじめは少し心配していましたが、俳優としてとても成熟した方でまったく違和感はありませんでした。イ・スンという役柄が少年のような純粋さと王としてのカリスマ性を持ち合わせる人物なんですが、そのふたつの面を演じきれる最高に適した方だったと思います。そのため、私もオクチョンとしてイ・スンを愛するのに問題はありませんでした」と明かした。
さらに、イ・スンとは対照的に自分の気持ちを抑えて見守るイ・サンヨプ演じるイ・ハンという男性像については「愛する女性をただ横で見ているだけで、助けることもできず、本心を告白することもできず、激しい葛藤があったと思います。心からその女性の幸せを願う成熟した愛し方、素敵ですね」とその役どころに惚れ込んでしまった様子だ。
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