宝塚OG・森奈みはる、剣幸らとの共演に笑顔 「一瞬で昔に戻れる」現役時代を想起
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宝塚を彩ったトップスターOGが集結する舞台『SUPER GIFT！』の取材会および公開稽古が27日に行われ、出演者の剣幸、安寿ミラ、こだま愛、森奈みはるが登壇。退団してから20年近く経つ4人だが、稽古が始まるとすんなり役に入ることができたと明かし、本公演の意気込みを語った。
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退団後も女優として活躍している剣は「それまで宝塚の作品の中でしか表現してこなかった。退団してから、なんで昔こういう風に考えていたんだろうと振り返ることがある」と明かし、同じく安寿も「なんで昔は頭をカチカチにしてやってたんだろうと思う。退団してから、頭が柔らかくなった」と笑う。
宝塚を卒業し、別々の道を進むことになった剣とこだま、安寿と森奈の2組。こだまは、稽古に入ったときの印象を「その場面になると剣さんは当時と同じ雰囲気になる。だから私もすっと入ることができた。それはとても不思議に思っている」と述べ、森奈も「一瞬で昔に戻れる。自然に立てるみたいなところがある」と笑顔で語った。
公開稽古では、剣とこだまがME AND MY GIRLより「街灯によりかかって」、安寿と森奈はファンシー・タッチより「ベサメムーチョ」「マンボ」を披露。往年のキレのあるダンスと歌声を披露し、報道陣を圧倒。剣は「退団して積み重ねたものを反映したい」と意気込み、安寿は「ファンの方も懐かしがっていただければ」とアピールした。
2015年、宝塚歌劇101周年、梅田芸術劇場10周年の記念イヤーに贈る本作。梅田芸術劇場にて上演されてきた演目で、永遠に語り継がれる宝塚歌劇の名曲とともに、海外ミュージカルの名曲を新たなアレンジでショーアップするという。
舞台『SUPER GIFT！』は東京国際フォーラム ホールCにて9月12日から27日まで、大阪・梅田芸術劇場メインホールにて10月3日から8日まで上演される。
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