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舞台『飛び立つ前に』日本初上演 橋爪功、若村麻由美、岡本圭人、前田敦子ら集結

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舞台『飛び立つ前に』メインビジュアル
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 橋爪功、若村麻由美、岡本圭人、前田敦子らが出演する舞台『飛び立つ前に』が、11月23日より東京芸術劇場 シアターイーストにて上演されることが決定した。兵庫、島根、宮崎、秋田、富山での公演も予定されている。

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 フランスの小説家・劇作家フロリアン・ゼレールは、日常に根ざした人間の心の機微を鋭く描き出す作品を次々と発表し、注目を集めてきた。なかでも、家族をテーマにした3部作――『Le Pere 父』(2019)『Le Fils 息子』(2021/2024)『La Mere 母』(2024)は、日本でも上演され、観客・批評家の双方から高い評価を受けている。

 本作『飛び立つ前に(Avant de s’envoler)』は、『Le Pere 父』にも主演したフランス演劇界の名優ロベール・イルシュのためにゼレールが書き下ろした作品であり、彼が91歳で出演した最後の舞台でもある。その後、英訳版『The Height of the Storm』としてジョナサン・プライス主演で英国・ウエストエンドおよび米国・ブロードウェイで上演され、成功を収めた。以降も世界各国で上演され続けている、国際的に高く評価されている作品だ。日本では、今回が待望の初上演となる。

 現代社会の中で複雑に絡み合う“家族”の姿を描いた『飛び立つ前に』。老い・愛・別れといった身近なテーマをミステリアスで繊細な心理劇として描く本作に、フロリアン・ゼレール作×ラディスラス・ショラー演出タッグの舞台ではお馴染みのメンバーに加え、初参加の俳優まで、実力派の俳優陣が集結した。

 物語の中心となる著名な作家・アンドレ役には、2019年に上演された『Le Pere 父』で認知症の父を演じ、菊田一夫演劇賞および読売演劇大賞・最優秀男優賞を受賞した橋爪功。その妻・マドレーヌ役には、『Le Pere 父』で読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞し、『Le Fils 息子』『La Mere 母』でも高い評価を得た若村麻由美。また、『Le Fils 息子』で初舞台を踏み、再演時には『La Mere 母』とあわせて紀伊國屋演劇賞を受賞した岡本圭人も出演する。

 さらに、映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍し、透明感のある演技が印象的な奥貫薫と、近年では映画・ドラマにとどまらず舞台でも目覚ましい活躍を見せる前田敦子が、それぞれ娘役を演じる。そして、元宝塚男役トップスターで、現在は舞台を中心に重厚な演技で魅了する剣幸が、謎の女性役として初参加。物語にさらなる奥行きを加え、一筋縄ではいかないこの作品に華を添える。

 舞台『飛び立つ前に』は、東京芸術劇場 シアターイーストにて11月23日~12月21日、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて12月26日・27日・28日、島根県芸術文化センター「グラントワ」 大ホールにて2026年1月10日・11日、メディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)演劇ホールにて2026年1月17日・18日、あきた芸術劇場ミルハス 中ホールにて2026年1月24日・25日、富山・オーバード・ホール 中ホールにて2026年1月31日・2月1日上演。

※橋爪功、若村麻由美ほかのコメント全文は以下の通り。

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