カラフルな世界×友情×家族愛に感動&共感必至! ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』が大人こそ泣ける理由とは?
PR:ウォルト・ディズニー・ジャパン

『トイ・ストーリー』や『リメンバー・ミー』、『インサイド・ヘッド2』など世界中で愛される数々の感動作を世に送り出してきたディズニー&ピクサーから、新たな名作が誕生した。ひとりぼっちの少年エリオが広大な宇宙へと飛び出し、大切な友だちを見つけながら冒険を繰り広げる『星つなぎのエリオ』が、8月1日より公開となる。まばゆいほどに美しい宇宙の光景にワクワクとしながら、温かな手で孤独な心にそっと触れてくれるような本作は、大人こそ泣ける映画としてオススメしたい1作。「ひとりじゃない」「この世界はきっと美しい」――。本気でそう思わせてくれて、へこたれそうな時に必ず見返したくなる。まるで、一生の友だちになるような本作の見どころをご紹介する。
映画『星つなぎのエリオ』公式サイト >■見たことのない景色が広がる! エリオと一緒にカラフルな宇宙へ飛び込もう
主人公となるのは、一番の理解者であった両親を失った寂しさを抱え、大好きな宇宙にいつも思いをはせている少年のエリオ。生き生きとしたキャラクターを描いてきたディズニー&ピクサーだが、エリオも冒頭から目が離せなくなること間違いなしの主人公だ。
両親を亡くし、叔母のオルガと暮らしているエリオは「ここは自分の居場所ではない」と感じて、伏し目がちな表情で日々を過ごしている。ある日エリオは、航空宇宙博物館でかつて地球を出発した無人探査機・ボイジャーに関する展示と対面。異星人に向けたメッセージを載せたボイジャーが、故郷を離れてひとりで宇宙を旅し続けていることを知るのだが、そこで自分とボイジャーを重ねて一筋の涙を流すエリオのいじらしさには、胸がぎゅっと締め付けられるような思いがした。
その日からエリオは「ここではないどこかに、自分の居場所があるはずだ」と憧れを募らせ、その切なる願いが届き、彼は星々の代表が集う夢のような“コミュニバース”に招かれることになる。エリオが宇宙へと猛スピードで吸い込まれていく瞬間や、たどり着いた“コミュニバース”には目を奪われること必至。幻想的な深海のようでもあり、神秘的なジャングルのようでもあり、かと思えばネオンがまぶしい都会のようでもあり…。どこまでもカラフルでキラキラと輝く“コミュニバース”の光景が、スクリーンいっぱいに広がる様子は圧巻だ。
星のように光る花が咲き、大量の水が流れ落ちるスポットなど「もっとこの世界を眺めてみたい」と思うような場面の連続だが、そこではあらゆる星から集まった代表者たちが得意分野を持ち寄って生活している。エリオの生活をハイテク機能でサポートしてくれる液状のロボット・ウゥゥゥゥ、平和を愛する惑星のリーダーで、紫色のもふもふとしたビジュアルをしたオーヴァ。ギョロリとした目が特徴的で温厚な性格のヘリックス、相手の心読む能力を持ち、長いヒレをたなびかせクエスタ。そのほか緑の大きなゼリーのような異星人、クラゲの妖精のような異星人などなど、いずれも愛らしくて多様性に満ちている。
見渡す限り、地球では見たことのない景色、生き物たちばかりで、「こんなキレイな場所、生まれて初めて見た」と興奮するエリオに誰もが共感することだろう。製作陣が楽しみながらアイデアを注ぎ込んだことが伝わるような世界観は、顕微鏡をのぞいて見つめた結晶や、海の微細な生き物からインスピレーションを得るなど、長い年月をかけてリサーチをしたたまものだという。エリオと一緒に宇宙に飛び込んで、未知なる冒険へと出かけてみよう!
■生まれた星も見た目も違う、エリオ&グロードンの友情が熱すぎる!
“コミュニバース”でエリオは、同じように孤独なエイリアンの少年・グロードンと出会いを果たす。一見怖い見た目をしているグロードンだが、気弱さに悩む心やさしいエイリアンの少年で、エリオに対し常にやさしくお茶目な言葉をかけ、見ているこちらもグロードンがかわいらしくてたまらなくなる。
エリオはあっという間に、生まれた星も見た目も違うグロードンと打ち解け、気が合う2人はカラフルなジュースで乾杯をして、空飛ぶ乗り物でビューンとドライブ! 吐くほど食べたり、ハンドシェイクで盛り上がったり、友だちができた喜びをあふれさせながら元気いっぱいに遊びまわる。「そのままの君が好きだよ」というグロードンとエリオが肩を寄せ合う場面は、本作の名シーンのひとつ。ありのままの自分を受け入れてくれるグロードンと出会い、どんどんはつらつとしていくエリオが、伏目がちだった瞳はまっすぐに前を向き、ハの字の困り眉も凛々しくなっていくなど、アニメーションによって心の変化や表情の豊かさを描いていく技術は、まさにディズニー&ピクサーの真骨頂だ。
その中で彼らは、自分たちの胸の内も明かしていく。グロードンの父親は、戦闘種族のリーダーで、復讐に燃える冷酷なエイリアンの戦士・グライゴン。強く、たくましく戦うことを求められているグロードンだが、父親にとって気弱な自分は「役立たずで、期待はずれの問題児」なのだと悩んでいる。
一方のエリオも、叔母さんは自分がいなければ夢を追いかけることができるはず、叔母さんにとって自分は邪魔者なのだと、やりきれない思いを抱えている。ぽっかりと空いた心の穴が響き合い、「自分はひとりぼっちだ」と感じていた2人が本音や弱さ、涙もさらけ出して絆を深めていく姿に、何度も胸と目頭が熱くなった。またエリオの日本版声優を務める川原瑛都、グロードン役の佐藤大空もすばらしく、彼らのみずみずしい演技が込められた吹替版にも注目だ。
■孤独を感じたことがある全ての人が共感できる物語
本作の監督であるマデリン・シャラフィアンとドミー・シー、そして製作のメアリー・アリス・ドラムは、「この世界に居場所がないと感じて、ひとりぼっちだと思う瞬間は、きっと誰にでもあるはずです。そんなふうに感じるのは、あなただけではありません」と呼びかけている。
寂しい気持ちに押しつぶされそうになる時もあるけれど、この広い空のどこかにそのままの自分として笑い合える友だちがいるかもしれない。そしてどこかで、家族が見守ってくれているかもしれない。世界中で誰もが「孤独だ」と感じている中で、気持ちのつながる奇跡的な瞬間が訪れることだってある。そんなやさしくも勇気あふれるメッセージを贈る本作は、たとえば親元を離れて就職や進学をして「ひとりぼっち」だと感じる瞬間があったり、大切な人との別れを経験したり、孤独と向き合う時間が増える大人こそ、涙腺を刺激され、心を揺さぶられるように感じる。また劇中では、オルガやグライゴンら大人側の秘めていた思いも映し出されるなど、どこまでも愛情を持ってキャラクターを表現するディズニー&ピクサーのすごみを堪能しつつ、彼らの孤独に自らを投影する人も少なくないだろう。
逃れられない切なさにしっかりと向き合いながら、エリオの少年らしさや、エイリアンものとしてのユーモアも散りばめられ、クスリとできる場面も満載。そして銀河を揺るがす脅威に立ち向かうエリオ&グロードンのピンチに次ぐピンチのアクションシーンは、ドキドキハラハラしっぱなし! 宇宙へのロマンが詰まった、きらびやかな世界で繰り広げられるのは、大人も子どももワクワクとしながら、心がじんわりとした温かさでいっぱいになる物語。どれほど言葉を尽くしても足りないくらい魅力的なので、ぜひともこの夏、大スクリーンで目撃してほしい。
ディズニー&ピクサー最新作『星つなぎのエリオ』は8月1日(金)全国劇場公開。
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文:成田おり枝
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