オスカー俳優ジョージ・ケネディが死去 日本映画『人間の証明』に出演
映画
『暴力脱獄』『エルダー兄弟』『特攻大作戦』などで知られ、松田優作の出演作『人間の証明』に出演した経歴を持つオスカー俳優ジョージ・ケネディが、アイダホ州ボイシにて現地時間2月28日に亡くなった。享年91歳。遺族はCNNに対して、老衰により健康に問題があったと発表している。
【関連】「ジョージ・ケネディ」フォトギャラリー
『新・荒野の七人／馬上の決闘』『裸の銃（ガン）を持つ男』などでも知られるジョージは、2月中ホスピスに入院していたという。ジョージの妻も昨年他界しており、孫のコリーによると妻の死後、ジョージの体調は次第に悪くなってしまったそうだ。
ジョージは1967年作『暴力脱獄』でアカデミー賞助演男優賞を獲得して以来、自分のキャリアが変わったとあるインタビューの中で語っていた。「あの映画の素晴らしいところは僕の演じた役柄の変化だったよ。悪いやつから良いやつへと変化したんだ。だからハリウッドの重鎮たちは『この男は悪い男以外の役もこなせるんだよ』って言わざるを得なかったんだろうね」と振り返っている。
