小池徹平、元コンビ芸人役にWaT時代を重ね合わせ「親近感が湧いております」

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俳優の小池徹平が25日、都内で行われたNHKドラマ『千住クレイジーボーイズ』の取材会に、主演の塚本高史、共演の比嘉愛未、品川徹、北村有起哉らとともに出席した。小池が演じるのは元コンビ芸人の行(ゆき)役。「僕一応以前ユニット組んでまして、解散したという共通点もあるので、自分の役に親近感が湧いております」とやや自虐気味に語ると、比嘉が「(WaTの解散を)今知った」と話し、小池を苦笑いさせていた。
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NHKの東京発・地域ドラマ第2弾となる本作。“古くて新しい町”足立区の千住地区を舞台に、笑って泣けるヒューマン・コメディドラマを届ける。かつては人気者だったものの、今や冴えないアラサーのピン芸人・恵吾(塚本)が、貯金の底をつき、昔組んでいた漫才コンビの相方・行が住む北千住の家に転がり込む。そこで街の様々な個性豊かな面々と出会うが、プライドの高い恵吾は「ぬるい」「ダサい」と突っかかってトラブルばかり…。
この日取材会が行われた足立区の「タカラ湯」は、塚本演じる主人公・恵吾が借金返済のために働く銭湯のロケ地。本作に出演するにあたって塚本は「この街の良さ、義理と人情を僕らの役というフィルターを通してお届けできたら」と意気込んだ。
撮影はこれからで、初日は漫才のシーンからスタートするそうだが、リハーサルをやって「問題ないよね」と塚本がいうと、小池も「ないですね」と、練習で早くも息が合っていたようだ。「あとは場所の雰囲気に合わせて、お笑いって場の空気が大事だと思うので、それを大事にしながらやりたい」と塚本。小池はリハーサルでは、塚本が出す恵吾のこなれた感、ベテラン感に感心していたそうだ。
本作について、小池は「ハートフルで人情味溢れる作品になっておりますので、千住の良さをみなさんに伝えられるように」、塚本は「千住の人たちが誇りに思ってくれるようなドラマを作りたいと思います」と意気込んでいた。なお取材会には品川徹、北村有起哉らも参加した。
東京・足立区発ドラマ『千住クレイジーボーイズ』(NHK)は、2017年2月15日よりBSプレミアムにて放送。