カニエ・ウェスト、コンサートでビヨンセらの不満を激白 わずか30分で終了
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これまでにも人気歌手テイラー・スウィフトとのバトルや、アワードなどでの奇行がゴシップ欄を賑わせたヒップ・ホップ・シンガーのカニエ・ウェストが、米音楽界のパワーカップル、ビヨンセとジェイ・Zに対する不満を自身のコンサートでぶちまけたという。コンサートは30分で終了し、観客からは怒りの声が噴出したそうだ。
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E！Onlineによると、カニエが気に入らなかったのはビヨンセが2016MTVビデオ・ミュージック・アワードで、パフォーマンスする条件に付けたこと。カニエは現地時間19日のコンサートで、「ビヨンセ、俺は傷ついた。俺や『ホットライン・ブリング』（ドレイク）ではなく、自分が最優秀ビデオ賞を受賞しない限り、パフォーマンスしないと言ったそうだな」と観客に暴露したという。
しかし、その後、観客に向かい「ビヨンセをディスるなよ」と釘を刺すカニエ。「彼女は最高だ。テイラー・スウィフトも最高だ。俺達はみんな素晴らしい人間だし、平等だ。だが時に、駆け引きすることに気を取られ、勝つために自分を見失っちまう」と、発言をトーンダウンさせた。
その様子を撮影した動画を見ると、観客は反応に戸惑っている様子。大きな声で捲し立てるカニエに、逐一賛同するような大声援が起きているとは言えない。自分のキャリアや命をかけて真実を明るみに出したとういカニエだが、その後、「ジェイ・Z、電話してくれ！ まだ連絡来てないぞ。ジェイ・Z、電話くれよ。ジェイ・Z、お抱えの殺し屋がいるのは知ってるが、俺の頭に送り込まないでくれ。電話してほしいだけだ。男らしく俺と話してくれ」と続けると、「マスコミよ、騒ぐ覚悟しろよ。なぜって、これでショーは終わりだからだ」と述べ、ステージから去ってしまったという。
当然、観客からはブーイングが起こり、会場を後にするファンからは「カニエ、クソ食らえ」コールが鳴り響いていたそうだ。30分で終わったコンサートで、カニエがパフォームしたのは2曲だったらしい。
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