有村架純「みね子として過ごせたことは私の宝物」、『ひよっこ』涙のクランクアップ

関連 :
女優・有村架純が主演を務めるNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の撮影が4日にクランクアップし、同局で行われた取材会に有村が登場した。最後のシーンを撮り終え、共演者、スタッフを前に「私が1年間みね子でいられたのは、どんなときも何があっても味方でいてくれた皆さんがいてくれたから。谷田部みね子として『ひよっこ』という世界で過ごせたことは私の宝物です。すごく誇りに思います」と感謝の気持ちを語った。
【関連】『ひよっこ』クランクアップ取材会の様子
この日収録されたラストカットは、すずふり亭の前で21歳になったヒロイン・みね子が、磯村勇斗演じる秀俊と出掛けるシーン。カットがかかり、磯村と二人でVTRをチェックする有村。続いてスタッフによるサプライズで、1年間の歩みを編集したVTRが流れ、それをを観る有村の目からは涙がポロポロとこぼれ出した。
そして、父・実役の沢村一樹、母・美代子役の木村佳乃、すずふり亭のシェフ・省吾役の佐々木蔵之介、幼なじみ・時子役の佐久間由衣をはじめ多くの共演者がクランクアップのお祝いに駆けつけ、有村に「お疲れさまでした」を声をかけて花束を渡した。
有村は駆けつけた共演者たちを見て、「すごく愛されていたんだなと思いました。みんなのことが大好きです!」と感激の表情。木村は「架純ちゃんを1年間見てきて“初志貫徹”という言葉が浮かびました。ぶれることなく1年間よく頑張りました」と褒め称えた。
有村はクランクアップの日ということだが、「いつも通りの朝で、いつものように撮影して、まだ『終わるんだ』という実感がなかったです」と率直な思いを明かした。放送は9月30日まであるが「私の好きな、お父ちゃんとお母ちゃんとのシーンもあるのでぜひ観てください」と語りかけた。
なお取材会にはこのほか、泉澤祐希、峯田和伸、やついいちろう、藤野涼子、松本穂香、古舘佑太郎、宮原和、髙橋來も登場した。