テレ東『池の水』ヒットの要因は「人間の悪い部分」 プロデューサーが分析
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テレビ東京・BSジャパンの4月編成説明会が2日に都内で行われ、テレビ東京の縄谷太郎編成部長と、同局のバラエティ番組『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』を手掛ける伊藤隆行プロデューサーらが出席。1ヵ月に一回のレギュラー化となる同番組がヒットした要因について、伊藤プロデューサーは「(池を)空けた時に出てくる人間の悪い部分」なのではないかと分析した。
【写真】テレビ東京新ドラマ『ヘッドハンター』記者会見フォトギャラリー
テレビ東京による4月改編のキャッチフレーズは「世界の“イマ”も、池の水も、経済も。気になるところ伝え“抜き”ます!」。BSジャパンは「『経済』から『くノ一』まで “他がやらない”をやる!』をキャッチフレーズに4月改編を行う。
『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』は、田村淳(ロンドンブーツ1号2号)と田中直樹(ココリコ)がMCを務め、池の水を抜いて何が潜んでいるのか生態系などを探るという人気番組。これまで6回放送され、最高視聴率13.5%を記録した。番組を見た自治体などから、「うちの池の水も抜いてほしい」と、これまでに500件を超えるSOSが来ているとのことだ。4月より日曜19時54分からの『日曜ビッグ バラエティ』枠で月一回のレギュラー放送決定の報を受けた田村は「月1回抜くの!? うわぁ、大変だなぁ」、田中は「非常にうれしいです!」とビデオでメッセージを寄せた。
伊藤プロデューサーは、これまでに調査した21の池についてまとめたパネルを指しながら、専門家の言葉として「学術的には、あの表そのものが、ものすごく価値を持ち始めているらしい」とニッコリ。ヒットした要因を問われると、「平気でごみを捨てたこともあったり、家で飼っていた外来種みたいなものをパッと捨てた方も、この会場にもたくさんいらっしゃると思うんですけど、やっぱりあそこ(池)を空けた時に出てくる、そうした人間のちょっと悪い部分」が視聴者の関心を呼んだのではないかと分析。ロケ現場にはラーメン店や炊き出しが勝手に登場していることも明かし、「まだ行っていない北海道や九州など地方にも出て行ってみたい」と遠方のロケにも意欲を示していた。
また説明会では、かつてテレビ東京で人気を博した『TVチャンピオン』が『TVチャンピオン極~KIWAMI~』として復活し、4月14日より毎週土曜10時30分から放送されることも発表された。
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