『6才のボクが、大人になるまで。』越え! リンクレイター監督が20年かけて新作撮影

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2014年の話題作『6才のボクが、大人になるまで。』を12年かけて撮影したリチャード・リンクレイター監督が、ミュージカルの名作『メリリー・ウィー・ロール・アロング』を映画化することが明らかになった。リンクレイター監督は20年の期間にわたる撮影を敢行するという。
【写真】12年かけて撮影『6才のボクが、大人になるまで。』フォトギャラリー
主人公はブロードウェイの才能ある作曲家だったフランクリン・シェパード。ブロードウェイでのキャリアを捨て、ハリウッド映画のプロデューサーとして成功した1970年代の“現在”から始まり、昔の仲間を回顧してそれまでの20年の人生をさかのぼっていくストーリーだ。
The Hollywood Reporterによると、リンクレイター監督の2016年作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』に出演する俳優のブレイク・ジェナーがフランク、映画『レディ・バード』の女優ビーニー・フェルドスタインがフランクの友人メアリー・フリンを演じるという。
リンクレイター監督は「1980年代に『メリリー・ウィー・ロール・アロング』を初めて見て大好きになった。次の20年間を過ごす最高の場所は、(作詞・作曲のスティーヴン・)ソンドハイムのミュージカルの世界以外、考えられない」と声明の中で語ったという。