大量着信、突然現れる、キレやすい…『グレタ GRETA』5つの奇行を捉えた戦慄映像公開

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女優のイザベル・ユペールとクロエ・モレッツが初共演にしてダブル主演を果たす映画『グレタ GRETA』より、グレタの5つの“友情という名の奇行”を集めた、戦慄の特別映像が解禁された。
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本作は、映画『クライング・ゲーム』でアカデミー賞脚本賞を受賞した異才ニール・ジョーダンが監督と脚本を務めるスリラー。どこか薄幸なムードを漂わせる未亡人グレタを、映画『エル ELLE』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたイザベルが演じ、グレタにバッグを届け、彼女に亡き母への愛情を重ねる純真なフランシス役をクロエが務める。
解禁となったのは、【あなたの周りにもいるかもしれない「こんな友人は嫌だ!」5つの法則】と題された特別映像。フランシスにとっては恐怖でしかないグレタの5つの劇中エピソードが映し出される。【電話がウザい!】では、仕事の合間にスマホを覗くと尋常でない数のメッセージ残され、【プレゼントがキモい!】では、突然自宅に白ユリの花束が贈られてきて「許して、スイートハート」というメッセージが添えられ、【突然現れる!】では、フランシスが仕事帰りに疲れて電車に乗るとなぜか目の前にグレタが現れる。
さらに、【キレやすい!】では、ついにフランシスの勤務先の高級レストランに客として出現。グラスをわざと床に落とし、「彼女(フランシスの母)は死ぬ運命だった。私たちが出会うために!」と言い放ちテーブルをひっくり返す。ラストは【彼らは決して、あなたを逃さない】というテロップとともに、追い詰められたフランシスの恐怖の映像で締めくくられる。
ジョーダン監督は「クロエが演じるフランシスは、血色のよいきれいな白い肌のキャラクターにしたかった。バッグを届けてあげる優しい人格者というイメージだ。対してイザベルが演じるグレタは、ずる賢くて洗練されたヨーロッパ人という役柄。きれいな身なりをしていてピアノを弾いているんだ」と説明し、「アメリカらしさとヨーロッパらしさをぶつけてみようというわけだ」と対照的なふたりがぶつかる狙いを語っている。
映画『グレタ GRETA』は11月8日より全国公開。