『エール』久志の子ども時代役・山口太幹 山崎育三郎は「背も高くてステキな方」

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NHK連続テレビ小説『エール』(NHK総合/月曜~土曜8時ほか)で山崎育三郎演じる佐藤久志の子ども時代に扮している山口太幹(やまぐちたいき)10歳。出演が決まったときには、山崎のことを知らなかったという山口だが、「実際にお会いすると、背も高くてステキな方でした」と話した。
【写真】久志(山崎育三郎)の子ども時代を演じる山口太幹
連続テレビ小説に出演が決まったときには、「宮崎県に住んでいたので、撮影のために東京まで一人で移動する必要がありました。ドラマに参加するのが初めてだったのもあり、 最初は少し不安な気持ちでいましたが、現場に入ると、共演者の方やスタッフの皆さんが仲よくしてくださって、緊張もいつの間にかとけ、とてもたのしい時間を過ごすことができました」という山口。
役柄を聞いたときは、「正直、山崎さんのことを知りませんでした。すぐにインターネットで調べてみると、すごくかっこいい人だなと思いました。その方の幼少期を演じるので、僕で大丈夫かなと心配にもなりました(笑)」というが、「ネット検索では山崎さんの顔しか出てこなかったのですが、実際にお会いすると、背も高くてステキな方でした」とホッとしたようだ。
今日17日放送の第58回「古本屋の恋」では、若かりし日の保(野間口徹)の恋を応援するキューピッド役として登場。「共演した野間口さんや仲里依紗さんは現場でもとても明るくて、優しい方でした。僕が緊張しないように演技のしやすい環境にしてくださり、ありがたかったです。笑いの絶えない現場でした」と感想を語る。
次週第13週の第62回では、山口演じる子ども時代の久志がフォーカスされる。「久志が裕一(石田星空)と出会う前のお話になります。現在の久志が音楽の道に進むことになるきっかけが分かります。見どころとしては、父の再婚相手になじめずにいる久志の葛藤や、実の母への切ない思いが描かれます。ふだんのクールな久志と違って、感情を思い切り出して演じました。泣くシーンもあり、すごく難しかったです。久志は藤堂先生(森山直太朗)との出会いによって、大きな転換期を迎えます。藤堂先生とは一緒に歌うシーンもあるので、ぜひ注目してほしいです」と語ってくれた。