ペネロペ・クルス&ペドロ・アルモドバル監督がタッグ “母性”がテーマの作品制作へ

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米アカデミー賞にノミネートされ、現在日本でも公開中の『ペイン・アンド・グローリー』のメガホンをとったペドロ・アルモドバル監督。彼のミューズとしても知られるペネロペ・クルスとタッグを組み、新作映画『Madres paralelas(原題)』が制作されるという。同監督の弟で、彼の作品のプロデューサーを務めるアグスティン・アルモドバルがVarietyに明かした。
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本作は、スペインのマドリードを舞台にした作品。彼のこれまでの作品にもインスピレーションを与えてきた、“母性”がテーマだという。制作準備が今年10月から始められ、2021年2月より撮影がスタートするそう。お披露目はスペインにて、2021年末の予定。まだ正式な契約には至っていないものの、ペネロペはすでに脚本に目を通し、気に入っているそうだ。ペドロ監督が明かしている。
監督が長年温めてきた企画である同作は、新型コロナウイルスの影響でスペインがロックダウンされていた間に、脚本が仕上がったという。監督のこれまでの多くの作品と同じように、マドリードやスペイン国内で撮影が行われるそう。
物語は、同じ日に出産した二人の母親に焦点が当てられる。彼女たちの出産後一年目と二年目がパラレルで描かれると、監督がスペインの報道機関EFEに明かしたという。
プロデュースは、アグスティンとペドロ監督が映画『欲望の法則』を制作するために立ち上げた映画制作会社El Deseoのエステル・ガルシアとアグルティンが手掛ける。