ニコール・キッドマン、刑事役に初挑戦 『ストレイ・ドッグ』公開決定＆場面カット解禁
映画
関連 :
オスカー女優ニコール・キッドマンが刑事役に初挑戦し、ゴールデングローブ賞主演女優賞ノミネートを果たした映画『Destroyer』（原題）が、『ストレイ・ドッグ』の邦題で10月23日より全国順次公開されることが決定。併せて場面写真が解禁された。
【写真】特殊メイクで17年後の女性刑事を演じるニコール・キッドマン
本作は、善悪の境界線上で身も心も引き裂かれる1人の女性刑事の過酷な運命を描く。日系女性監督カリン・クサマが、ロサンゼルスを舞台にした『L.A.大捜査線／狼たちの街』『ハートブルー』『ヒート』『ドライヴ』などの秀作、傑作に連なるネオ・ノワールの世界を強烈なタッチで描き上げた。
ロサンゼルス市警の女性刑事エリン・ベル（ニコール）。若き日の美しさは遠い過去のものとなり、今は酒に溺れ、同僚や別れた夫、16歳の娘からも疎まれる孤独な人生を送っている。17年前、FBI捜査官クリス（セバスチャン・スタン）とともに砂漠地帯の犯罪組織への潜入捜査を命じられたエリンは、そこで取り返しのつかない過ちを犯し、捜査は失敗。その罪悪感が今なお彼女の心をむしばみ続けていた。ある日、エリンの元に差出人不明の封筒が届く。中身は紫色に染まった1枚のドル紙幣。それは行方をくらませた事件の主犯からの挑戦状だった。過去に決着をつけるため、エリンは炎熱の荒野へと車を走らせる。
場面写真は、主人公エリン・ベル刑事の現在と若かりし頃を写し出したもの。17年前の写真では、FBI捜査官クリスとともに潜入捜査を行った様子も見ることができるが、そこで起きた悲惨な出来事は今なお彼女の心をむしばんでいる。そしてその忌まわしい過去に決着をつけるために銃を構える現在のエリンの姿も。
本作で酒浸りの中年刑事を演じることは、ニコールにとってキャリア自体を破壊しかねない危険な賭けだった。だが、特殊メイクで顔かたちを変え、激しい暴力シーンや銃撃戦にも臆せず、加えてエリンというキャラクターに複雑な陰影を与えた演技には全米マスコミから絶賛評が相次いだ。その結果、ニコールは2019年ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされ、そのチャレンジ精神と演技力が改めて高く評価された。
メガホンをとったクサマ監督は、脚本を読んで役を熱望したニコールとよっつに組み、強烈かつ緊張感みなぎる演出でドラマを牽引。“直射日光下のノワール”を目指し、実際の犯罪多発地帯を含むロサンゼルス全域でオールロケを敢行した。
映画『ストレイ・ドッグ』は10月23日より全国順次公開。
この記事の写真を見る
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-
あわせて読みたい
最新ニュース
-
[ADVERTISEMENT]
-
[ADVERTISEMENT]
-
X
-
Instagram
