変わり者のホームズと頭脳明晰な女性ワトソンがNYを舞台に難事件に挑む、犯罪推理ミステリー『エレメンタリー ホームズ＆ワトソン in NY』。「ファイナル・シーズン」のDVDが、9月2日（水）にリリースされることを記念して、ワトソン役のルーシー・リューらキャストが見どころを語るインタビュー映像が公開された。

【動画】ルーシー・リューらキャストが見どころを語るインタビュー映像

　前シーズンで、“ある出来事”を理由にNYから追放され、ロンドン警視庁で共に探偵業務を行うホームズ（ジョニー・リー・ミラー）とワトソン（ルーシー・リュー）だったが、NYにいる仲間のグレッグソン警部（エイダン・クイン）が何者かに襲われ、急遽NYに戻ることに。しかし、その事件の裏にはテロ組織の影や黒幕の存在が…。2人の“最後の推理”から目が離せない全13話となっている。

　今回公開されたインタビュー映像は、DVD‐BOXに収録されている特典映像の一部。まず、ルーシー・リューが「最初にグレッグソンが撃たれて、全員が家族のように団結する。彼を支えながら事件の真相や犯人を突き止める」とファイナル・シーズン冒頭の見どころを明かす。

『エレメンタリー ホームズ＆ワトソン in NY ファイナル・シーズン』グレックソン警部役のエイダン・クイン　　TM ＆（C）2020 CBS Studios Inc．CBS and related logos are trademarks of CBS Broadcasting Inc．
　続いて、グレックソン警部役のエイダン・クインが「誰もが（心の）傷を負いながら生きるために最善をつくし、努力している」とコメント。ホームズとワトソンをロンドンに追いやる原因を作ってしまった責任を感じているグレッグソン警部が、部下である市警のベル刑事（ジョン・マイケル・ヒル）に、「どう修復しろと？」と尋ねるシーンも映し出されており、登場人物たちの苦悩と葛藤を垣間見ることができる。

　さらに、映像の後半ではルーシー・リューが「感激しているわ。長く同じ作品に出演できたのも、彼女のような役も初めてだった」と7年間演じたワトソンについて語るところも映し出されている。「とても我慢強く、人を思いやれる女性。一歩後ろに下がって話を聞く大切さを彼女から学んだ」と、冷静に判断できる洞察力や我慢強さを持ち合わせた“女性版ワトソン”に感謝しつつ、最後は『シャーロック・ホームズ』シリーズの著者であるアーサー・コナン・ドイルにも敬意を表する。

　女優のみならず監督としても活躍し、さらにボランティア活動にも従事するなど“カッコイイ女子”のシンボルとなっているルーシー・リューだが、ワトソンと歩んだ7年間が彼女に大きな影響を及ぼしていることがわかるインタビューとなっている。

　『エレメンタリー ホームズ＆ワトソン in NY ファイナル・シーズン』のDVDは、9月2日（水）リリース。