【バイプレイヤーズ百名鑑】本田博太郎「やっぱり来たか、お待ちしておりました」

ドラマ

公開日：2021/2/27 18:00

『バイプレイヤーズ』シリーズ新プロジェクトに出演する本田博太郎（C）「バイプレイヤーズ2021」製作委員会／（C）2021「映画バイプレイヤーズ」製作委員会

【バイプレイヤーズ百名鑑】本田博太郎「やっぱり来たか、お待ちしておりました」の

　日本を代表する名脇役たちが本人役で登場するドラマ『バイプレイヤーズ』シリーズ（テレビ東京系）。2021年、新プロジェクトとして、ドラマ第3弾『バイプレイヤーズ～名脇役の森の100日間～』（テレビ東京系／毎週金曜24時12分）と、映画『バイプレイヤーズ～もしも100人の名脇役が映画を作ったら～』（4月9日公開）が始動。総勢100名以上が出演する本作を彩る、個性豊かで豪華すぎるキャスト陣をチェックしていこう。

【写真】『バイプレイヤーズ～名脇役の森の100日間～』に出演する本田博太郎

◆File No.051　本田博太郎

　都会から離れた森に囲まれた大きな撮影所“バイプレウッド”。この辺ぴな撮影所に、各局の連ドラや映画作品が一気に集まってしまったことで起きる大騒動を描く新作。第7話で本田はイイテレ“2チャン”で放送される教育番組『しばいであそぼ』に子役の演技に厳しい“ひろたろうおにいさん”役で出演する、寡黙な父から北京原人まで二足歩行なら全て演じ切る怪優“本田博太郎”役を演じた。

　満を持しての『バイプレイヤーズ』シリーズ初出演となる本田。初オファーに「やっぱり来たか、お待ちしておりました」と語る。『バイプレイヤーズ』は「裏の顔、本質がチラリ」とするところが魅力だと語り、撮影現場の雰囲気は「表現は無限大。面白い」と本田ほどのベテランをも魅了したようだ。

　本人役を演じるにあたって意識した点を尋ねると「まったくありません。自由に」とさすがの答えが返ってきた。

★本田博太郎／1951年2月8日茨城県生まれ。文学座演劇研究所を経て蜷川幸雄の下で演技を磨く。1979年に蜷川幸雄演出の舞台『近松心中物語』で公演途中に主演の代役に抜擢され脚光を浴びる。その後『ただいま放課後』（フジテレビ系）、『必殺』シリーズ（テレビ朝日系）などで人気を博したほか、映画、ドラマ、舞台と幅広いジャンルで存在感を放ち、CMでのコミカルな演技も話題を集めた。

●『バイプレイヤーズ』第7話プレイバック
　新章突入！民放各局に激震が…。バイプレウッドに朝ドラ＆大河ドラマが参戦!?　出演のチャンスだと役者たちは浮き足立ち、熾烈な争いが始まった。そんな中、次々と民放各局の子役が消える謎の事件が発生。子役を探して山奥に踏み入ると、高畑淳子と本田博太郎の不気味な姿が…。そこには、公共放送の恐ろしい陰謀があり…!?