映画プロジェクト『DIVOC‐12』三島有紀子監督チームに富司純子、藤原季節、前田敦子ら参加
映画
関連 :
コロナ禍の中での12人の映画監督による12本の短編映画製作プロジェクト『DIVOC‐12』の作品に、女優の富司純子、前田敦子、俳優の藤原季節らが出演することが発表された。富司と藤原は三島有紀子監督作品『よろこびのうた Ode to Joy』にダブル主演する。
【写真】30歳を前にフリーになった前田敦子、映画の世界へより深く「自主映画や学生さんの映画にも」
『DIVOC‐12』は、ソニーグループが立ち上げた「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」の支援活動の一環として、コロナ禍で映像制作活動に大きな影響を受けているクリエイターたちを支援するプロジェクト。
中核となって映画制作を牽引していく3人の監督は、『新聞記者』（2019年）で第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめとした主要3部門を受賞した藤井道人監督、世界中で社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな！』（2018年）の上田慎一郎監督、第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞を受賞した『幼な子われらに生まれ』（2017年）の三島有紀子監督。
3人の監督の下に集い、共に映画制作を行うのは、“成長への気づき”というテーマを掲げる藤井監督チームの志自岐希生監督、林田浩川監督、廣賢一郎監督、“感触”というテーマでメガホンを取る上田監督チームのふくだみゆき監督、中元雄監督、エバンズ未夜子監督、そして“共有”というテーマで制作する三島監督チームの山嵜晋平監督、齋藤栄美監督、加藤拓人監督。
そしてこのたび、“共有”というテーマを掲げる三島監督チームに集うキャスト陣が解禁。併せて同チーム各作品のタイトルも解禁となった。
山嵜監督作品のタイトルは『YEN』。主演は蒔田彩珠、共演には中村守里が抜てきされた。
齋藤監督作品のタイトルは『海にそらごと』。中村ゆりと、本作で映画デビューを果たす高田万作がダブル主演する。
最後に、一般公募から選ばれた加藤拓人監督作品のタイトルは『睡眠倶楽部のすすめ』。前田敦子が主演を務める。
三島監督作品『よろこびのうた Ode to Joy』に主演する富司は、「新型コロナウイルス感染症が蔓延する中、数々の映画製作が延期や中止になり、携わるスタッフ、俳優、関係者の仕事が無くなり生活に困窮しているのが現状です。そんな中、有志が映画製作に取り組むお話を頂き、喜んで参加させて頂きました」とコメント。
藤原は「この作品のことを思い出そうとすると頭が真っ白になります。夢中でした。このコロナ禍において僕たち俳優もまた、とてつもない緊張感に晒（さら）されて生きています。いつ仕事がなくなるかわからない。新人が作品にチャレンジ出来る機会も減ってきたように思います。このプロジェクトで三島組に出逢い、頭が真っ白になるような喜びを味わいました」と振り返る。
また、前田は「皆で力を合わせて、一つになって大きな作品を作るということが今、必要なことだと感じているので、このプロジェクトで監督3人がそれぞれチームを作って、新しい世界に導いてくださるのはすごく素敵なことだと思いました」とコメントを寄せた。
映画プロジェクト『DIVOC‐12』の作品は2021年全国公開。
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-
あわせて読みたい
最新ニュース
-
[ADVERTISEMENT]
-
[ADVERTISEMENT]
-
X
-
Instagram
