山田洋次 関連記事

  • (左から)桑田佳祐、山田洋次

    桑田佳祐、『男はつらいよ』新作で主題歌担当&オープニング出演決定

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     故・渥美清主演の映画『男はつらいよ』シリーズの22年ぶり50作目となる最新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』(12月27日公開)で、サザンオールスターズの桑田佳祐が主題歌『男はつらいよ』を歌うほか、オープニングに出演もすることが発表された。@@cutter 本作は、1969年に第1作が公開された山田洋次監督の映画『男はつらいよ』シリーズの50周年、50作目の節目となる作品。車寅次郎(渥美)のおい・満男(吉岡秀隆)と満男がかつて思いを寄せていたイズミ(後藤久美子)のその後の物語を軸に、さくら(倍賞千恵子)や博(前田吟)、そしてくるまやを囲む人たちの今が描かれる。  山田監督は、テレビ番組で『男はつらいよ』を歌う桑田の映像を目にして「実にうまい!」と感激。桑田のこの歌へ寄せる思いも感じられ、それが脳裏から離れずにいたという。今作の製作にあたり、監督自ら「是非、新しい寅さんの幕開けをあの素晴らしい桑田さんの『男はつらいよ』で始められないか。出来れば出演もしていただき、華を添えてもらえないだろうか」と提案。桑田に手紙で思いを伝えた。  もともと桑田は、かつて自身のテレビレギュラー番組に『音楽寅さん』というタイトルをつけるほど寅さんや山田監督のファン。主題歌の『男はつらいよ』もAct Against AIDSのステージや、映像作品『THE ROOTS ~偉大なる歌謡曲に感謝~』の中でも披露してきている。そんな桑田は熱い山田監督の気持ちを受け取ると即座に承諾し、実現へと至った。  山田監督は「桑田佳祐という人と渥美清さんは、心情において深く重なっているのではないか」との見方を示した上、桑田の歌う『男はつらいよ』について、「人を優しい気持ちにさせ、元気づけてくれる。『まあ、こんな私でもなんとか生きていけるんじゃないかな』、観客の背中をポンと押してくれるような素晴らしい主題歌となり、記念すべき50作目のオープニングを飾るに相応しい名シーンとなりました」と絶賛している。  桑田は「渥美清さん演ずる『寅さん』には、あの方ならではの男の色気で、恋することのもどかしさ、家族や人間同士の絆、生きることの脆さ、儚さ、せつなさ、そして渥美さんご自身の『粋な口上』の数々や、お上手な歌などもたくさん教えて頂き、私も渥美清さん演じる『寅さん』を、どこかファンのひとりとして、真似をしながら生きて来たような気が致します」と明かした上、山田監督について「撮影スタジオでは、主題歌を歌うシーンで、私のおぼつかない『演技』に、暖かく御指導をいただきましたことは、一生の思い出です」と話している。  映画『男はつらいよ お帰り 寅さん』は12月27日より全国公開。

  • 『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)出演者

    『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』池脇千鶴ら初参加も 豪華13名キャスト解禁

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     故渥美清主演の人気シリーズ『男はつらいよ』の22年ぶり、50作目となる最新作『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)に、池脇千鶴、桜田ひよりが初出演することが分かった。さらに、橋爪功、小林稔侍、美保純、佐藤蛾次郎、北山雅康、笹野高史、濱田マリ、カンニング竹山、出川哲朗、林家たま平、立川志らくが出演することが発表された。@@cutter 1997年公開の第49作『男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別篇』以来、22年ぶりとなる今作は、車寅次郎(渥美)の甥・満男(吉岡秀隆)と、満男がかつて思いを寄せたイズミ(後藤久美子)のその後の物語。別々の人生を生きてきた2人を軸に、さくら(倍賞千恵子)や博(前田吟)、そしてくるまやを囲む人々が描かれる。すでに吉岡、後藤、倍賞、前田のほか、夏木マリ、浅丘ルリ子も出演することが発表されている。  池脇は、小説家となった満男(吉岡)の編集担当・高野節子役。池脇は「『男はつらいよ』は子どもの頃、親にいっぱい見せてもらった記憶があります。今回、寅さんに出られるということにすごくびっくりしましたし、嬉しかったです」と喜びのコメント。続けて「山田組は緊張感があって、でも厳しいというよりは優しく、細かく。山田監督が書かれた脚本にプラスして、現場でも監督がその時々に求めていることに応えられたらいいなと思い、撮影に臨んでいました」と振り返る。  一方、満男の娘・諏訪ユリを演じる桜田も「オーディションに受かった時は飛び跳ねて喜びました! 家族は勿論、祖母が特に喜んでくれました」と出演の喜びを明かす。続けて「撮影初日はとても緊張していたのですが、みなさんが温かく迎えてくださったので安心して撮影に臨むことができました。監督からは『変に作り込むのではなく、台本をきちんと読んで、自然体で来てほしい』とアドバイスを頂いたので、山田組に身を任せて沢山のことを吸収したいと思い、頑張りました」と撮影時の様子を明かした。  そのほか、山田組常連の橋爪がイズミの父親・及川一男を、小林が満男の義理の父親・窪田を演じるほか、立川が劇中でも噺家として出演。美保は朝日印刷タコ社長の娘・朱美を、佐藤が柴又帝釈天題経寺の寺男・源公を、北山が新しくカフェになったくるまやの店長・三平を、笹野が新たな御前様を、出川は出版社の社員・山中を演じる。  また、山田組初参加として、カンニング竹山が節子の勤務先の出版社の編集長・飯田を、濱田は書店の客を、林家はケアセンターの職員を演じる。  映画『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)は2019年12月27日より全国公開。

  • 22年ぶり、50作目の最新作『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)製作会見にて

    『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)後藤久美子が23年ぶり銀幕復帰

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     故渥美清主演の人気シリーズ『男はつらいよ』の22年ぶり、50作目となる最新作『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)の製作会見が10月31日、東京・世田谷の東宝スタジオにて行われた。製作会見で山田洋次監督は、今作では寅さん(渥美)のおい・満男(吉岡秀隆)とその初恋相手イズミ(後藤久美子)の二十数年ぶりの再会を物語の主軸に据えるという構想を明かした。@@cutter 本作は1969年に劇場公開されたシリーズ第1作から50周年を迎える来年の公開に向け、10月20日にクランクイン。渥美の出演シーンを旧作の映像から抜き出して、主役の寅さんを登場させるというユニークな試みも話題になっている。  山田監督は「満男が思春期から大人へ成長する中で、寅さんというおじさんがいたことでどんなに救われたか分からないし、おじさんの役割や大切さを今にして思う。そういう思い出をスクリーンの中に展開できれば」と語った。また、『男はつらいよ』シリーズは「人間はいかに自由であることが素晴らしいのか、あらゆるものから解放されてのんびり生きることがどんなに大切か」をテーマにしてきたと話し、「今回集大成となる映画にできればと思います」と抱負を示した。  寅さんの妹・さくら役の倍賞千恵子は「またさくらに会えるとは思っていなかったですし、まさかと思いました。ただ、きょう衣裳を着けてセットに入って本当にちょっとホっとしました。これからどうなるのかが楽しみです」と語った。  本作で23年ぶりの銀幕復帰となるイズミ役の後藤久美子は「また山田組に呼んでいただけたのはとても光栄で、うれしい気持ちでいっぱいです。敬愛する大好きな渥美清さんに思いをはせながら、思い出話を咲かせながら、撮影を続けております」と話し、寅さんが最も思いを寄せたマドンナ“リリー”こと浅丘ルリ子は「私はまたリリーさんをやれると思っておりました。ずーっとリリーさんは仕事をしながら寅さんを思いながらずっと一人でいるんだって。2日間撮影をさせていただいて、しばらくぶりに皆さんにお会いできて、とても懐かしいです」と、それぞれの思いを語った。  製作会見には前田吟、吉岡秀隆、夏木マリも出席した。  映画『男はつらいよ50 おかえり、寅さん』(仮題)は2019年12月27日より全国公開。

  • 『男はつらいよ』50周年プロジェクト 発表会見にて

    『男はつらいよ』22年ぶりの新作を製作!

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     俳優の渥美清が主演を務めた、国民的人気コメディ映画『男はつらいよ』シリーズの新作が、22年ぶりに製作されることが決定。会見に出席した山田洋次監督は「次の時代へのギアチェンジをしなければ、と寅さんを見ながらふと考えてみる、そんな映画を作りたい」と意気込みを語った。@@cutter 1969年8月にシリーズ第1作が公開された映画『男はつらいよ』シリーズは、これまで特別篇を含めて全49作が公開され、2019年には公開50周年を迎える。  今回の会見では、このアニバーサリーイヤーを機に「『男はつらいよ』50周年プロジェクト」が発足することが発表され、プロジェクトの一環として過去の全49作を4Kデジタル修復することがアナウンスされた。さらに、過去作のテレビ放映、映画の舞台となった葛飾区との協働、展覧会や小説の出版などの企画が紹介され、最後に、公開50年目に50作目となるシリーズ最新作の製作が発表された。  シリーズ1作目をはじめ、多くの作品でメガホンを取った山田監督は新作について「主演はあくまでも渥美清であることが大事。その上で、いま、僕たちは幸せかい?との問いかけが、この作品のテーマになるんじゃないかと思う」と話すと、続けて「新作の中で、この映画の全ての登場人物に観客は出会えるんじゃないかと思っている」と想いを明かした。  渥美清扮する車寅次郎の妹・諏訪さくらを演じた女優の倍賞千恵子も会見に出席。倍賞は「50年はすごい」と驚きをあらわにすると「もしお兄ちゃんがどこかで見ていたら、『おい、さくら、まだ山田監督と映画を作るんだよ』と言っているような気もするんですね」とコメント。それを隣で聞いていた山田監督が倍賞に「さくらはどこかでお兄ちゃんは生きてると思ってるよ」と優しく語りかける一幕もあった。

  • 『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』初日舞台挨拶にて

    妻夫木聡、“妻”蒼井優は「図々しくなってきた」 仲の良さアピール

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     妻夫木聡と蒼井優が、25日に都内で行われた映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』の初日舞台挨拶に登壇。同作で夫婦を演じる二人は終始リラックスした表情でトークを楽しみ、コンビ仲の良さを見せた。@@cutter 同作は、山田洋次監督が手がける「家族はつらいよ」シリーズの第3弾。平田家にて、気遣いのない夫・幸之助(西村まさ彦)に対して不満が爆発した妻・史枝(夏川結衣)が家出。家事を全て担っていた史枝がいなくなり、家族が緊急事態に陥る姿を描く。  今回のイベントには妻夫木、蒼井のほか、橋爪功や吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、山田監督が出席した。  上映後の舞台挨拶に臨んだ山田監督は「すでに判決を受けている気分」と率直な気持ちを吐露。観客へ「さて、オレの家族はどうなんだ、はたして幸せなんだろうか、とか今の日本人の暮らし全体が幸せな方向に向かっているのか。そんなことを映画を観た後に感じたり家族で話し合ったりしてほしい」とアピールした。  周造役の橋爪は、夫婦間でラブシーンがあったとMCに触れられると「取り立てて言うようなことなかった」とぶっきらぼうに答えるも、妻・富子役の吉行は橋爪を見つめて「お父さんがハグしてくれて本当に嬉しかった」と喜びを露わにした。  平田家の次男・庄太を演じた妻夫木は、庄太の妻・憲子(蒼井)の変化について「できれば平田家の遺伝子をあまり継いでほしくない。でも最近は、憲子も実家に来ては『お腹が減った』だの図々しくなってきた。僕たちの色に染まってきたのかな。デコボコながらも、いい家庭を築ければ」とコメント。  一方の蒼井は、今後の展開について「(もし子供が産まれたら)名前は私たちに決めさせてほしい。絶対また家族会議になりそう。『オレの一文字使え』って絶対言い始める」と笑顔をこぼした。山田監督は妻夫木と蒼井の会話を聞いてはうなずき、「(家族会議中などに)最後に誰か泣き出したりしてね」とアイデアを膨らませていた。

  • 『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』完成披露試写会の様子

    蒼井優「母にありがとうって伝えたい」、『家族はつらいよ』舞台挨拶

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     映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』の完成披露試写会が22日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、橋爪功、吉行和子、西村まさ彦、夏川結衣、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、山田洋次監督が出席。映画のテーマにちなみ、それぞれの家庭の家事事情で盛り上がった。@@cutter 国民的映画「男はつらいよ」の山田監督が20年の時を経て新たに取り組む喜劇映画「家族はつらいよ」シリーズは、橋爪、吉行演じる平田夫妻とその子供3人の夫婦を中心にした物語。第1作の「熟年離婚」、第2作の「無縁社会」に続き、最新作のテーマは「主婦への讃歌」。両親夫婦と暮らす長男・幸之助(西村)の妻・史枝(夏川)がコツコツ貯めていたへそくりが泥棒に盗まれたことから始まる大騒動をユーモアたっぷりに描く。 「この4組のカップルとこんなに長く仕事をするとは予想していませんでした」という山田監督はじめ、「家族のチームワーク、アンサンブルができていたので楽しかったです」(橋爪)、「久しぶりに会って本当に嬉しくて。家族という感じでウキウキしています」(吉行)、「皆さん、素晴らしい方々で普段は家族みたいな感じでやっているんですが、改めて幸せだなと思いました」(蒼井)と、再会を喜びあう一同。  今回騒動の中心となる史枝役の夏川は「初めて台本を読んだ時、『フラメンコ? 家出?』嬉しいんだけれども、これは大変なことになるぞ、と思った」と感想を漏らし、夫役の西村は「幸之助は怒ってばっかりだよね。最後の史枝とのやり取り、そのシーンの前の弟・庄太(妻夫木)とのやり取りが僕の中ですごく残っていますね。おふたりに助けられました」と回想。妻夫木は「西村さんと『東京家族』から長い間、お芝居をさせていただいていて、時間に助けられたなと思いました。頭で考えるというより、役として兄貴に関われた」と感謝を表した。  妻夫木の妻役の蒼井は「今回、シャツの第1ボタンを開けてたり、来てすぐに焼きそばを食べ始めたり、家族にどんどん入り込んでいく感じで、シリーズだからこそできることだなと思いました」と撮影を振り返る。また、長女・成子(中嶋朋子)の夫・泰蔵役の正蔵は、同業者である立川志らくとの共演シーンについて「志らくさんは、普段は辛口なコメントなんですが、目が可愛くて、例えるとペットショップで売れ残ったプードルみたいでした」と印象を語って笑わせた。  また、本作のテーマに合わせ主婦の大変さに話題が及ぶと「作品を観ると本当に主婦が大変だということがわかりますね。頭が下がります」(吉行)、「(史枝は)それぞれのメニューが違う朝ごはんを作ったりスーパーウーマンだな。お金にしたらすごい額をもらえる仕事をされてますよね」(夏川)、「うちの母もこういうふうに客観的に見るとこうなんだなと。母にありがとうございました、って伝えたい」(蒼井)と感謝しきり。  一方、男性陣は「食事は簡単なものだったら作ります。でも奥様は24時間休み無しですから、スイッチがONのままですから大変だと思いますよ」(西村)、「するわけないじゃないですか(笑)」(橋爪)、妻夫木は「皿を洗ったり、御飯を作ったり結構しますね」とコメント。正蔵は「うちは女性陣が強いので言いなりの人生を歩んでます(笑)!」とまとめていた。  映画『妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII』は、5月25日より全国公開。

  • 映画『家族はつらいよ2』本編映像が初公開!

    『家族はつらいよ2』本予告解禁! 豪華キャスト陣“笑撃”の家族会議

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     山田洋次監督がメガホンを取った『家族はつらいよ』の続編『家族はつらいよ2』から本予告が解禁された。初公開となった本編映像では、父・周造(橋爪功)の運転免許返納について話し合うため、家族会議に召集された平田家の面々の様子が明らかになった。@@cutter 前作で描かれた周造と富子(吉行和子)の離婚騒動から数年後を描く本作。周造はマイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めたことから家族は心配し、運転免許を返上させることを画策する。しかし、頑固オヤジを説得するという嫌な役回りを誰がするのか?兄妹夫婦で責任をなすりつけ合ううちに、平田家にはまたもや不穏な空気が生まれていく…。  橋爪と吉行に加え、長男夫婦を西村雅彦と夏川結衣、長女夫婦を中嶋朋子と林家正蔵、次男夫婦を妻夫木聡と蒼井優が再び演じる。周造の高校時代の友人・丸田役で小林稔侍、居酒屋の女将・かよ役で風吹ジュンもスクリーンに帰ってくるとともに、劇団ひとり、笑福亭鶴瓶ら豪華な新キャストも加わった。  解禁された本予告には、平田家や新キャラクターのほか、家の中に乗り込んでくる救急隊、誰のものかわからない葬儀の様子、そして秘密の家族会議を聞いてしまった周造の唖然とした表情など、山田監督らしいコミカルなシーンが数多く収められている。果たして一家は、周造を説得し、免許を返納させることができるのか?  映画『家族はつらいよ2』は2017年5月27日全国公開。

  • 「第25回日本映画批評家大賞」主演女優賞に輝いた多部未華子

    多部未華子「就職しようと思ってた」 主演女優賞を手にデビュー当時回顧

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     映画『ピースオブケイク』に出演した多部未華子が26日、「第25回日本映画批評家大賞」主演女優賞を受賞。2005年には映画『HINOKIO ヒノキオ』(04)で同新人賞を受賞した多部は「新人賞を受賞したころはまだ就職しようと思っていました。これまで続けられるとは思いもしませんでした。一つの作品にいろいろ話し合いながら戦っています。これからも苦しんで楽しんでやっていきたいと思います」と今後の意気込みを語っていた。@@cutter 映画『駆込み女と駆出し男』に出演した女優の満島ひかりは助演女優賞を受賞したが、登壇すると第一声、「プライベートのことで大変お騒がせしております」と苦笑い。また、「『まだまだだなあ』と反省点が多かったですが、少しずつ素直に頑張っていきたいです。今日、映画の先輩方のお話を伺い、精一杯生きていこうと思いました」と白い歯を見せながら喜びの声をあげていた。  映画『グラスホッパー』で新人男優賞を受賞した山田涼介は「映画では浅野忠信さんとご一緒させていただいて、浅野さんと血のりだらけのまま一緒にお風呂に入りました。そのときに浅野さんから『もっと映画に出た方がいいよ』と言われまして、光栄に思っております」と壇上で述懐し、主演男優賞を受賞しテーブル席に座っていた浅野に向けてニコリと笑っていた。そして山田は「これからも映画に貢献できるようにしていきたい」と抱負を明かしていた。  日本映画批評家大賞は1991年、映画評論家・水野晴郎さんが発起人となり、淀川長治さん、小森和子さんら、当時第一線で活躍していた現役の映画批評家たちの提唱により誕生。過去には『クローズ ZERO』小栗旬、『ツナグ』松坂桃李、『舟を編む』松田龍平などが主演男優賞を受賞している。 【実写部門受賞一覧】 作品賞:松竹『ソロモンの偽証』 監督賞:大根仁『バクマン。』 主演男優賞:浅野忠信『岸辺の旅』 主演女優賞:多部未華子『ピースオブアゲイン』 助演男優賞:伊藤淳史『ビリギャル』 助演女優賞:満島ひかり『駆け込み女と駆け出し男』 新人賞: (小森和子賞):藤野涼子『ソロモンの偽証』  (南俊子賞):山田涼介『グラスホッパー』 (南俊子賞):板垣瑞生『ソロモンの偽証』 新人監督賞:松永大司『トイレのピエタ』  選考委員特別賞:濱口竜介『ハッピーアワー』 ゴールデン・グローリー賞: (水野晴郎賞):草村礼子 (水野晴郎賞):仁科亜季子 (水野晴郎賞):浜田光夫 ダイヤモンド大賞(淀川長治賞):山田洋次、吉永小百合(欠席) ドキュメンタリー賞:松本貴子『氷の花火 山口小夜子』 編集賞(浦岡敬一賞):伊藤伸行『天空の蜂』 脚本賞:真辺克彦『ソロモンの偽証』 映画音楽賞:池永正二『味園ユニバース』 撮影賞:町田博『FOUJITA』

  • 映画『家族はつらいよ』完成報告会見に登壇した妻夫木聡、蒼井優

    蒼井優、妻夫木聡と知り合い約10年 『家族はつらいよ』共演を語る

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     映画『家族はつらいよ』に出演している妻夫木聡と蒼井優が19日、都内にて行われた完成報告会見に登壇した。山田洋次監督の『東京家族』に続いて妻夫木と共演している蒼井は、「妻夫木さんとは知り合って10年くらいですが、毎回違った形で共演させていただいて、今回改めて、知り合ってからの長さが芝居に生きるんだなと実感しました」としみじみと語った。@@cutter 『男はつらいよ』シリーズ終了から20年、山田洋次監督待望の喜劇である本作は、映画『東京家族』での家族役のキャスト8人と山田監督の親睦の中から生まれた作品。  結婚50年を迎えようとする平田家の周造・富子夫妻。周造は富子の誕生日にプレゼントをしてやろうと思いほしいものを聞いてみると、まさかの「離婚届」。突然の“熟年離婚”騒動に子どもたちは大慌て。なんとか解決策を見つけようと家族会議を決行するが、それぞれの不満が噴出しはじめ事態は思わぬ方向へ…。  実はこの誕生日プレゼントに「離婚届」というエピソードは、実話から生まれたという。「蒼井優ちゃんのお知り合いにそういう人がいたという話を聞いて始まった。こんなことってあるんだな。待てよ、これ映画にできるんじゃないかなと。だから“原案・蒼井優”にしなければいけないんじゃないかな」と山田監督が明かした。  「僕自身、山田監督の喜劇が好きで、また喜劇をやってほしいなと思っていたのですが、その作品に自分が出られたということが嬉しかったです」と話す妻夫木。「もともと『東京家族』の流れの役だったのですが、直前になって『ピアノの調律師に変えたい』と言われて、そこまではよかったんですけど、監督から『ショパンを弾いてくれ』と言われて『そんな短い期間で厳しいですよ』といったら、『最後のところだけでいいから』と。『そういう問題なのかな』と思ったんですけど」と笑う。  妻夫木曰く「真逆と言っていいくらいの役」に変わったということで「本読みも衣装合わせもした後に、その日の夜に携帯がなって…。誰だと思ったら山田監督からで!こんなにびっくりする電話は和田アキ子さんからくらい」と役変更を告げられた時の衝撃を語った。  撮影にあたっては、「笑いを生むということは難しいことだなと痛感させられました。家族の仲間とは戦友のような関係でした」と妻夫木が言えば、蒼井は「山田監督からOKをもらうことはハードルが高く、やっと超えられたときは、みんなでお疲れ!って励まし合う、あの時間が好きでした」と微笑んだ。  会見にはこのほか、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、中島朋子、林家正蔵が登壇した。映画『家族はつらいよ』は3月12日より全国公開。

  • 山田洋次監督最新作『母と暮せば』クランクアップ記者会見

    二宮和也、吉永小百合は「ぼくの初めての人」“和也さん”と呼ばれドキドキ

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     山田洋次監督最新作『母と暮せば』クランクアップ記者会見が12日、都内にて行われ、吉永小百合、二宮和也、黒木華、浅野忠信、山田監督が出席した。山田監督は「戦後70年にあたってこの作品を作ったのは運命的なもの」と思い入れの強さを語った。@@cutter 終戦から70年―。長崎を舞台に、原爆で一瞬にして人生を失った息子とその母親の物語を描いた、優しくて悲しいファンタジー作品。助産師の伸子(吉永) の前に、3年前原爆で失ったはずの息子・浩二(二宮)が突然現れる。楽しかった思い出やかつて将来を約束した恋人・町子(黒木華)の話をして過ごし、その日々は長く続くようにみえた…。  本作が、吉永と二宮は初共演となり親子役。二宮が「小百合さん」と呼びかけ、吉永が「和也(かずなり)さん」と呼ぶことでぐっと距離が縮まったという。二宮は、「和也と書いてかずなりと読むのですが、吉永さんから『かずなりさん』とよんでいただいて、ドキドキしました。かずなりと呼んでくれる人は身内にもいなくて、ぼくの初めての人になりました」と語る。吉永も「小百合さんと呼んで下さったのでとても嬉しくて距離がぐんと縮まった気がしました。今ではテレビで危険なことをしていると、『大丈夫かしら、うちの息子』と心配しながら見ています」と満面の笑み。  吉永は『おとうと』以来、5年ぶり5度目の山田作品への参加。二宮は山田組初参加となる。「前日に緊張したのを覚えています。現場に入ってみると、独特の空気を感じました。監督から紙とペンを渡されて『自分の名前を書いてごらん』と言いわれたような気がしました。今までの自分をかなぐり捨てて、全力で初日の現場立たせてもらいました」と初日を振り返る。  本作では二宮が寮歌を歌うシーンも含まれており、山田監督は「とても良かった。素敵なショットでしたね」と歌手・二宮和也の歌いっぷりを絶賛。二宮は「監督につきっきりで歌い方とかも教えてもらって撮影したのを覚えています」と述懐した。  作品の根底には戦争や原爆といったテーマとともに、どこにでもある日常も丁寧に描かれている。他の共演者に山田組初参加となる人気子役・本田望結をはじめ、広岡由里子、小林稔侍、辻萬長、橋爪功が出演する。 また、2014年7月から中咽頭がん治療のため活動を休止していた音楽家の坂本龍一が、音楽を担当する。  映画『母と暮せば』2015年12月12日より全国公開。

  • 『母と暮せば』で音楽を担当する坂本龍一

    坂本龍一、山田洋次監督の最新作で復帰 初タッグを繋いだのは吉永小百合

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     昨年より中咽頭がんのため療養中だったミュージシャン・坂本龍一の復帰第1作目が、山田洋次監督最新作『母と暮せば』(12月12日公開)に決定。山田監督との初タッグとなる本作で、坂本は音楽を担当する。@@cutter 『母と暮せば』の舞台は長崎。1948年8月9日、助産婦をして暮らす伸子(吉永小百合)の前に、3年前に原爆で亡くしたはずの息子・浩二(二宮和也)がひょっこり現れ、その日を境に時々顔を出すようになる。たくさんの話をして過ごすふたりの時間は、奇妙だが楽しく、その幸せは永遠に続くようにみえたが…。  今回の企画が立ち上がってすぐに、山田監督から坂本の名が挙がり、映画音楽の仕事をオファー。『男はつらいよ』シリーズの大ファンだという坂本はすぐさま快諾し、初タッグの実現に至った。また、企画発足直後の昨年4月、山田監督と主演・吉永が坂本のコンサートを訪れ、以前から親交のある吉永が両者を繋いだことが今回の話のきっかけになったという。  坂本は「『男はつらいよ』は、歳をとるほどに味わい深く感じられます。最近などはタイトルバックの江戸川が見えるだけで、涙目になってしまいます」と、山田監督作への熱い気持ちを明かし、「その山田監督から、次回作の音楽を頼まれました。しかも吉永さんが同席しています。この二人に何かを頼まれて断れる日本人がいるでしょうか。このような大作が、病気からの復帰後第一弾の仕事なのですから、ぼくは本当に幸せ者です」と喜びを語る。  一方、山田監督は「本作の企画で先ず念頭にあったのは、主役は吉永小百合、音楽は坂本龍一、このお二人しか考えられないということでした」と告白。「彼から快い承諾の返事を聞いたときは本当に嬉しかったものです。坂本さんと組んで仕事をするのは長年の夢でした。ぼくの頭の中にはすでに坂本龍一の美しい音楽が鳴り始めています」と作品への自信を覗かせた。

  • 『母と暮せば』制作発表記者会見に出席した吉永小百合

    二宮和也、吉永小百合と親子役「ファンににらまれないように」 山田洋次監督最新作

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     映画『母と暮せば』製作発表記者会見が17日、都内で行われ山田洋次監督、出演者の吉永小百合、二宮和也、黒木華らが登壇した。本作は、井上ひさしの“戦後命の三部作”の最後の1作、長崎をテーマにした作品。山田監督は、「こういう企画に巡り合えるとういうことは、不思議な縁というか幸運だったなあと、運命のようなものすら感じています」と語る。@@cutter 広島の『父と暮せば』、沖縄の『木の上の軍隊』に続き、“戦後命の三部作”の3作目に取り掛かる前に亡くなった井上。山田監督は「長崎が舞台で、タイトルが『母と暮せば』に決まっていたと聞いた時に、映画にできないかなと思った」と経緯を振り返る。その後、井上氏の娘と話してこの映画のイメージが浮かんだそうで、今回遂に製作が発表となった。  吉永が演じるのは、3年前に原爆で失った息子を思い続ける母。本作への出演に「また、山田組に帰ってくることができて、とても嬉しく思っております」と挨拶し、「二宮さんと親子ということで、全国の二宮さんファンからにらまれそうな気もしていますが、素敵な親子になりたいと思います」と笑顔を見せた。  二宮が演じるのは、母の元に突如現れる“亡くなったはず”の息子。重鎮たちと同じ現場に立つことに対し、「すごく緊張していますが、ここいる意味を自分なりに問い詰めながら、監督の指導の元、色んなものを吸収していきたいと思います」と真摯にコメントする。一方で「全国の吉永さんファンににらまれないように、私も気を付けたいと思います」と会場を沸かせる場面も。  また、長崎に行ったことがないという二宮は、「今回見る景色や感じるものがイメージになっていくのかなと思っております。今は、ハウステンボス、長崎ちゃんぽんくらいの深さです」と告白。そして、「文字や写真・教科書でしか戦争を知ることができませんでしたが、この映画に触れることによって、戦争を風化させないことが使命かなと思っています」と熱い思いを語った。  映画『母と暮せば』は、2015年12月12日全国ロードショー。

  • 『家族はつらいよ』で再集結したキャスト8名

    山田洋次20年ぶりの喜劇『家族はつらいよ』製作決定! 妻夫木聡ほか豪華キャスト出演

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     『男はつらいよ』をはじめ、 『武士の一分』『おとうと』『小さいおうち』など、50年以上にわたり“家族”を撮り続けてきた山田洋次監督が、「男はつらいよ」シリーズ終了から20年ぶりに、本格的な喜劇映画『家族はつらいよ』の製作を発表した。@@cutter 出演には、2013年公開の『東京家族』で“家族”を演じた8名の実力派豪華俳優陣が、再び結集。橋爪功×吉行和子が離婚危機に瀕する熟年夫婦を演じ絶妙なコンビネーションを見せるほか、長男夫婦に西村雅彦×夏川結衣、長女夫婦に中嶋朋子×林家正蔵、次男カップルに妻夫木聡×蒼井優らが扮する。  「現代の家族を喜劇で描くなら、このメンバーが最高のアンサンブル」と山田監督が大絶賛する俳優陣とともに、『東京家族』と同じ家族構成ながらまったく異なる別の家族の物語を今度は“喜劇”で作り上げるという、新たな試みに挑んだ意欲作だ。  クランクインにあたり監督はスタッフに、「男であり、女であり、人間であることは、難儀で厄介。でも何とか生きていかないといけない。そういう意味で、1969年から始まった寅さんシリーズに、『男はつらいよ』というタイトルをつけました。今回、それと全く同じ意味合いで、この『家族はつらいよ』というタイトルをつけました」と作品に込めた思いを明かす。  「家族というのは、厄介で、大変煩わしいもので、無くてもよいと思うこともあるのだけれど、やはり切り捨てられない問題。そのつらさを何とか切り抜けていかねばならない、そのためにドタバタする。そんな滑稽で不完全な人間を、懸命に表現したいと思います。それを見た観客は、『あぁ、ダメなのは自分だけじゃないんだな』と安心して笑ってしまう。映画館で、観客と作り手が、笑いを共有していく…。そんな喜劇にしたいと思います 」と意気込みを語っている。  山田洋次監督映画『家族はつらいよ』は2016年全国公開予定。

  • まずは<第37回日本アカデミー賞>最優秀賞/新人俳優賞/話題賞受賞者が勢揃いした1枚

    「第37回日本アカデミー賞」授賞式フォト特集

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    日本映画に携わる映画人たちの祭典「第37回日本アカデミー賞」授賞式が3月7日(金)に開催となった。2013年に公開された作品の中で頂点に立った作品・俳優は? 豪華スターが集結した授賞式の模様をお届けします。

  • 最優秀女優賞を受賞した黒木華、記者会見に登場

    黒木華、ベルリン映画祭で最優秀女優賞!金熊賞は猟奇的殺人事件を題材にした中国映画

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     第64回ベルリン国際映画祭の授賞式が現地時間15日に行なわれ、コンペティション部門の最高賞にあたる金熊賞に、中国の『Black Coal,Thin Ice』(ジャオ・イーナン監督)が選ばれた。また、日本から同部門に出品していた『小さいおうち』(山田洋次監督)に出演していた黒木華が最優秀女優賞を受賞した。@@cutter 『Black Coal,Thin Ice』は、中国北部で起きた猟奇的殺人事件を追う刑事が、事件の鍵を握る謎めいた女性にやがて恋心を抱く物語を、独特の色調の撮影で描いている。刑事を演じたリャオ・ファンが最優秀男優賞も同時に受賞したほか、アイドル的な人気を集めるグイ・ルンメイに、男を惑わせる影を持った女を演じさせて新しい魅力を引き出すなど、確かな演出力が評価された形だ。また同賞は本作のプロデューサーに与えられており、検閲など制約の多い中国で、挑戦的な題材で作品を送り出した製作陣を勇気づけることになった。  68年生まれのジャオ監督は、『オール・トゥモローズ・パーティーズ』(03/ユー・リクウァイ監督)で俳優として映画デビュー。初監督作の『Uniform』(03)がバンクーバー国際映画祭で受賞し、2作目の『Night Train』(07)がカンヌ国際映画祭のある視点部門で上映されるなど、海外の映画祭では注目を集める気鋭の監督だ。  このほかコンペ部門では、芸術貢献賞を受賞した『Blind Massage』(ロウ・イエ監督/65年生まれ)や、広大な荒れ地で繰り広げられる異色活劇『No Man’s Land』(ニン・ハオ監督/77年生まれ)も上映されており、若手から中堅世代における中国映画界の層の厚さを裏付ける結果となった。   日本映画では2010年に寺島しのぶが『キャタピラー』(若松孝二監督)で受賞して以来、4人目の女優賞を贈られた黒木華は、着物姿で壇上へ。審査員の一人である俳優のクリストフ・ヴァルツから銀色に輝く熊をかたどったトロフィーを手渡されると、弾けるような笑顔を見せた。   またその他にも『FORMA』(坂本あゆみ監督)がフォーラム部門の国際批評家連盟賞を受賞、児童映画を集めたジェネレーションKプラス部門に出品されていた『人の望みの喜びよ』(杉田真一監督)が子ども審査員からスペシャルメンション(特別表彰)を授与されている。新作だけでなく、中村登監督の3作品が上映されたり、日本人研究者の宮尾大輔による著書「The Aesthetics of Shadow:Lighting and Japanese Cinema」に基づいた回顧上映で『雪之丞変化』や『十字路』、『雨月物語』、『五人の斥候兵』など多数のクラシック作品が上映されるなど、新旧の多彩な日本映画が紹介され、特別な存在感を示したことも今年のベルリン映画祭の側面として記憶されることだろう。(取材・文:岡崎 匡) 主な受賞結果は次の通り。 ●コンペティション部門 ・金熊賞—最優秀作品賞(プロデューサーに対して):『Black Coal,Thin Ice』(ジャオ・イーナン監督) ・ 銀熊賞—審査員大賞:『The Grand Budapest Hotel』(ウェス・アンダーソン監督) ・ 銀熊賞—アルフレッド・バウアー賞(新しい視点を開かせてくれた作品に対して):『Life of Riley』(アラン・レネ監督) ・ 銀熊賞—監督賞:リチャード・リンクレイター(『Boyhood』) ・ 銀熊賞—女優賞:黒木華(『小さいおうち』) ・ 銀熊賞—男優賞:リャオ・ファン(『Black Coal,Thin Ice』) ・ 銀熊賞—脚本賞:ディートリヒ・ブリュッゲマン、アナ・ブリュッゲマン (『Station of the Cross』) ・ 銀熊賞—芸術貢献賞(撮影に対して):ツェン・ジャン(『Blind Massage』) ●ジェネレーション部門 ジェネレーションKプラス 子ども審査員 ・ クリスタルベア(最優秀作品賞):『The Fort』(Avinash Arun監督) ・ スペシャル・メンション:『人の望みの喜びよ』(杉田真一監督) ●国際批評家連盟賞 コンペティション部門:『Life of Riley』(アラン・レネ監督) パノラマ部門:『The Way He Looks』(ダニエル・リベイロ監督) フォーラム部門:『FORMA』(坂本あゆみ監督)

  • 『小さいおうち』プレミア試写会に登壇した松たか子

    艶やか和服姿の松たか子、“夫”の片岡孝太郎に「慰めてあげます」

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     女優の松たか子が26日、東京・歌舞伎座で行われた映画『小さいおうち』のプレミア試写会に出席した。@@cutter 2013年4月の歌舞伎座リニューアル後、同所での初の映画上映となるこの日は、松のほか、黒木華、吉岡秀隆、橋爪功、吉行和子、室井滋、中嶋朋子、ラサール石井、秋山聡、市川福太郎、夏川結衣、小林稔侍、倍賞千恵子、山田洋次監督ら総勢14名が出席。艶やかな和服姿の松は、夫役で南座での千秋楽のために京都にいる片岡孝太郎がビデオメッセージを寄せると「孝太郎さんだけいられないなんて残念。あとで慰めてあげます。大丈夫だよって」と妻に成り切って妖艶な微笑みを浮かべていた。  同作は、作家・中島京子による第143回直木賞受賞小説を映画化した人間ドラマ。東京郊外の“小さいおうち”で起こった小さな恋愛事件の真実を、昭和と平成の2つの時代を通して描き出す。 吉岡と怪しげな仲に陥る時子役の松は「皆さんの共感を呼ぶか微妙な役どころではありますが、こんな人がいたのかな? と思いをはせながら、しばしの間楽しんでください」と、映画『隠し剣 鬼の爪』以来となる山田組出演作を意味深にアピール。そんな時子に仕える女中で家族の秘密を垣間見てしまうタキ役の黒木は「奥様を見守っていて、色々な事を目撃する役ですが……。緊張しておりまして」と晴れ舞台にか細い声。  一方、現在のタキを演じる倍賞は「若い時はこんなに可愛かったのにね」とのジョークで黒木の緊張をほぐしつつ「タキさんが自分の事よりも相手の幸せを願っているところに惹かれて、役が体に入って来た。久しぶりの山田さんの作品でドキドキしたけれど、いい山登りをさせていただきました」と手応えを語っていた。舞台挨拶開始時には、その山田監督と松と一緒に歌舞伎座の花道から登場した倍賞だが「花道から来たけれど、(山田監督は)『俺は嫌だ』と一度は断ったんですよ。でも松さんに言われてね」と登場演出の裏話を暴露し、山田監督を赤面させていた。  映画『小さいおうち』は1月25日より全国公開。

  • 32歳の妻夫木聡、「大学生の役はもうそろそろいっぱいいっぱいかな(笑)」

    32歳の妻夫木聡、大学生役に挑戦も「そろそろいっぱいいっぱいかな(笑)」

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     映画『小さいおうち』の完成披露試写会が28日、都内で行われ、山田洋次監督のほか、本作に出演する松たか子、黒木華、吉岡秀隆、木村文乃、妻夫木聡、倍賞千恵子が登壇した。@@cutter 本作は、2010年に直木賞を受賞した中島京子のベストセラーの映画化で、50年以上にわたって“家族の絆”を描いてきた山田洋次監督が、人間の心の奥底に分け入り、その隠された裏側までも描き出す、切なくもミステリアスな物語となっている。  日本映画界の巨匠らしからぬ緊張した面持ちで登壇した山田監督は「初めての試写会ということで、昨日から何だか不安で夜は眠れなかった。試写会っていうのは判決を聴く被告のような気持ちなんです。しかし、ここにいる俳優たちと一生懸命作った映画には違いがないので、皆さんにちゃんと伝わればいいと思います」と挨拶すると、主演の松も「私もドキドキして昨日は眠れなくて、今朝は二度寝してしまいました(笑)。今日はとても気分が高揚しています」と本作初めての試写会を前に山田監督同様、緊張した様子。  また、『男はつらいよ』シリーズをはじめとして数多くの山田監督の作品に出演している吉岡は「僕が演じた役については全く自信がありません(笑)。僕は何も出来なかったかもしれません。いまだに反省の日々です」と終始俯き気味で、ネガティブ発言を連発。「(撮影は)修行のようなもの。僕が出来ないので監督に身振り手振りで指導してもらいました」と苦労をにじませた。  『東京家族』に続き山田監督作品には2作連続出演となる妻夫木は「この映画は本当に素晴らしい作品」と本作の出来に胸を張ると「『東京家族』の撮影中に今回のオファーを受けたんですが、本当に嬉しくて親に電話しちゃいました(笑)。映画では大学生の役ですが僕はもう32歳。もうそろそろいっぱいいっぱいかな(笑)」と会場の笑いを誘った。一方、山田監督作品に初出演となる木村は「最初から最後まで恐縮しっぱなしでした。クランクアップの日に山田監督にハグしていただいたときに初めてホッとできました。本当に良い経験になりました」と撮影を振り返った。  映画『小さいおうち』は2014年1月25日より全国ロードショー。

  • 『小さいおうち』場面写真、初公開!

    松たか子と黒木華が秘密”に揺れ動く!? 山田洋次監督『小さいおうち』場面写真解禁

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     巨匠・山田洋次監督の82作目であり、山田作品にとって最もミステリアスな物語を描いた映画『小さいおうち』のメインビジュアルを含む、3枚の場面写真が解禁になった。@@cutter 本作は、2010年に直木賞を受賞したベストセラー、中島京子原作の同名小説を映画化。50年以上にわたって、“家族の絆”を描いてきた山田洋次監督が、本作では初めて“家族の秘密”に迫る。  今回解禁されたメインビジュアルは、昭和と平成をつなぐ重要なシーン。美しく、気さくで優しい奥様・時子(松たか子)を慕い続けたタキ(黒木華)。そんなタキが、青年・板倉(吉岡秀隆)に会いにいこうとする時子を必死に制するこの場面は、後に明かされることになる、ある“秘密”が生まれる物語の山場となる。時子とタキ、二人の女性の迷いと感情が激しく揺れ動き、タキは大きな選択を迫られることに…。封印された秘密と、それぞれが胸に秘めた切ない想いとは?  そのほかの場面写真でも、現代パートに出演する妻夫木聡と倍賞千恵子が迫真の表情を浮かべており、本作で明かされる“家族の秘密”の一端を垣間見ることができる。  昭和初期、東京郊外に佇む赤い屋根の家に奉公した女中タキが見た、ある“恋愛事件”。その時、タキが封印した“秘密”が、60年の歳月を超えて紐解かれていく。人間の心の奥底に分け入り、その隠された裏側までも描きだした、切なくもミステリアスな物語となっている。  映画『小さいおうち』は、2014年1月25日より全国公開。

  • 『小さいおうち』製作会見に登場した妻夫木聡

    妻夫木聡「若作りしなくちゃ」 山田洋次監督の新作『小さいおうち』で青年役

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     中島京子の直木賞受賞作を山田洋次監督が映画化する『小さいおうち』の製作会見が都内にて行われ、劇中の衣装で松たか子、吉岡秀隆、黒木華、片岡孝太郎、妻夫木聡、倍賞千恵子、そして山田洋次監督が出席して意気込みを語った。この日は“小さいおうち”のセットも公開され、家の前で監督とキャストたちはフォトセッションに臨んだ。@@cutter 本作は、山田監督が自身初となる直木賞受賞作品の映画化、監督作82作目となる意欲作。東京郊外にある赤い屋根の“小さいおうち”で生まれたラブストーリーを、昭和と平成という2つの時代を通して描く。撮影は3月1日より開始され、5月末まで続けられる予定。公開は2014年1月となっている。  自身初となる直木賞受賞作品の映画化について、山田監督は、3年前にきれいな表紙に惹かれて読み始め、すぐに映画化を熱望、原作者に映画化したいと手紙を書いたことを明かし「この作品をぜひ作りたいと伝えました。そんな気持ちになったのは初めて。原作からはなんともいえない色気とその向こうに不安が隠されていて、読みながらドキドキした」と原作との運命的な出会いについてコメントした。  昭和パートで、主演の平井時子を演じる松は、山田組参加は2004年の時代劇『隠し剣 鬼の爪』以来、9年ぶり。「毎日が楽しくて、幸せです。みなさんに想像を膨らませていただけるような時子を目指して頑張っています」とにっこり。劇中、夫(片岡)と子どもと平和な暮らしを営みながらも、夫の会社で働く青年(吉岡)に心惹かれる役を熱演。  平成パートの主人公・タキを演じる倍賞は、山田組の常連だが、出演は2007年の『母べえ』以来となる。「久しぶりの山田監督の作品に身を置いて、楽しく撮影ができたらなと思っております」と語った。山田組の常連の吉岡も「久しぶりの出演で、山田監督の指導の下、健闘している日々です」と気を引き締める。『東京家族』に続く出演となった妻夫木は「青年という役なので、ちょっと若作りしなくちゃ(苦笑)。いい青年が演じられるよう頑張ります」と意気込んでいた。  一方、山田組初参加となる、倍賞が演じるタキの若かりし頃を演じる黒木と松の夫役の片岡は「山田監督から細かく、丁寧に指導していただきながら、頑張っています」とそれぞれが緊張気味にコメント。  それを聞いた山田監督は「よく周りから細かいと言われるけれど、僕は俳優の持っているムードや匂いみたいなものを切り取ることを目指している。その人が持っている香りや艶のようなものをうまく出せればと思っている」と監督としての持論を展開した。さらに、デジタル化の波が押し寄せている映画界で、フィルムにこだわって映画を撮り続けている理由について「僕はフィルムで育った人間。現場の人間たちと今後もフィルムで撮り続けたいと思っている」と自身のこだわりについても語った。  映画『小さいおうち』は2014年1月全国ロードショー

  • 「東京家族」公開を前に山田洋次ミュージアムがオープン!

    「フィルムよさよなら」、山田洋次ミュージアムがオープン

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     「家族」、「幸福の黄色いハンカチ」、「息子」、「学校」シリーズ、「おとうと」、そして「男はつらいよ」シリーズで、その時代、時代の家族を見つめ続けてきた山田洋次監督。監督作81作目となる新作は、日本映画界の巨匠小津安二郎監督に捧げる作品「東京家族」。2013年1月19日(土)の公開を前に、12月15日(土)、葛飾柴又に山田監督の映画への想いに触れる「山田洋次ミュージアム」がオープン。さらに「寅さん記念館」も同時にリニューアル、新しくタコ社長の朝日印刷所が再現された。@@cutter オープンに際し、記念式典並びに内覧会が開催され、最新作「東京家族」出演者を代表して、橋爪功、吉行和子が祝福に駆けつけテープカットを行った。山田監督は「50年間映画を作ってきましたが、来年からはほとんどの劇場がデジタル上映になってしまう。やむをえない事だとしてもあまりにも急激な事だったので、世界中の映画人がとまどいを感じていると思います。技術革新に異議を唱えるわけではありませんが、今回のフィルムからデジタルへの革新が、サイレントからトーキーへと変わったのと同じようなものかは疑問に感じています。デジタルへの移行はもっと議論しながらしていくべきだったのではなかったかと思います。“フィルムよさよなら”というのがミュージアムの第二のコンセプトです。この部分はかなりお客さんに伝わるのではないかと思います」とミュージアム、そして映画への想いを綴った。  山田洋次ミュージアムは、デビュー作「二階の他人」から最新作「東京家族」までを、8つのテーマで時代背景とともにパネルや実物の台本などで紹介。全作品の予告編を鑑賞できるコーナーもあり、監督が半世紀にわたり製作してきた作品への想いやフィルムにまつわる映画づくりを通して、作品の新たな魅力、奥深さに触れられる作りとなっている。  「東京家族」は2013年1月19日(土)全国ロードショー

  • 映画「東京家族」の監督・豪華キャストが勢揃いした製作報告会見

    山田洋次が、新藤兼人監督へ哀悼コメント「新藤さんの肉声が聞こえてくるようだ」

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      昨年映画監督生活50周年を迎えた山田洋次監督の最新作、映画「東京家族」の製作報告会見が世田谷の東宝スタジオにて行われ、出演者の橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、そして山田洋次監督の9名が出席し、本作についての熱い想いを語った。 @@cutter   本作は山田監督が松竹大船撮影所の先輩にあたる小津監督にオマージュを捧げた作品。小津監督の「東京物語」は、笠智衆、東山千栄子、原節子、杉村春子ら往年の名優が共演した名作。戦後、変わりゆく家族の関係を、深遠に描いた。今作では山田監督が新たな日本の家族の物語を描く。   昨年の3月、本作のクランクイン直前に東日本大震災が発生、惨状を目の当たりにした監督が製作を延期、監督は、脚本を見直し、舞台を2012年の春に変更して、今年3月1日にクランクイン。約3カ月に及ぶ撮影を経て、いよいよ5月末にクランクアップを迎える。   まず、山田監督は「撮影の大詰めのときに家族として全員がそろって、うれしいです」と笑顔を見せ、「(出演者の)皆さんが家族としての連帯感や情愛を抱きながら撮影に参加してくださったので、楽しい仕事ができました」とクランクアップを前に、出演者たちへねぎらいと感謝の言葉を述べた。   出演者たちは主演の橋爪をはじめ、蒼井以外は山田組初参加となるが、それぞれが「幸せで、緊張の日々だった」と口をそろえた。さらに「監督が他の俳優にしたアドバイスでも一言も聞き漏らすまいとした」とコメントするなど、厳しく優しい監督の演出方法を絶賛。それぞれが感謝と賛辞を送った。   なかでも、妻夫木は「出演が決まって(山田組に参加経験のある)永瀬(正敏)さんにメールしたんです。『それは良かった! 大変だけど、勉強になるぞ。楽しんでこい』といわれた」とコメント。蒼井は「『おとうと』で山田組に参加させていただき、またお声を掛けていただき、とても幸せです。『監督から感じるということを大切にしましょう』とアドバイスいただいたことを大切に1カット、1カットを丁寧に積み重ねていけたらという思いでした」と撮影を振り返った。今作で主演を務める橋爪は「思いもよらない大役を頂いて、ビックリしております」と感無量な様子。「監督の決意、情熱、体力に感心しました。この年になって山田監督と一緒に仕事を出来たことに感謝したい!」と強い思いを吐露。作品については「観終わった後に、お客さんの中にキラッとしたものが残ればと願って、祈っています」とコメントした。   会見最後に、新藤兼人監督が逝去したというニュースが知らされ、緊急に山田監督による囲み取材が行われた。監督は新藤監督について、「新藤さんの撮られる映画はスクリーンから新藤さんの肉声が聞こえてくるようだ。新藤さんにしか出来ない映画だ」と称賛し、「仰ぎ見る先輩がいなくなるということはとても寂しい」とその死を悼んだ。   映画「東京家族」は2013年1月全国公開

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