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【心揺さぶられた観客続出中!】猿が支配する“300年後の世界”に没入! 新作『猿の惑星/キングダム』が感動する理由とは?

映画

P R:ウォルト・ディズニー・ジャパン

『猿の惑星/キングダム』大ヒット上映中
『猿の惑星/キングダム』大ヒット上映中 (C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 映画史に名を刻む伝説的シリーズの完全新作となる『猿の惑星/キングダム』が公開となり、圧倒的な映像の迫力と共に、猿と人間たちが織りなすドラマに「感動した!」など、心を揺さぶられたという声が多数上がっている。猿が進化を遂げる一方、人間が退化してしまった“300年後の世界”は、一体どのような風景なのか? そんな好奇心をくすぐる世界へと飛び込みながら、人間だけでなく、深い眼差しを持った猿たちにも共感を寄せてしまうこと必至。忘れられない映像体験を約束する本作の見どころに迫っていく。

『猿の惑星/キングダム』公式サイト >

■300年後の世界へダイブ! 圧倒的没入感にシビれる

 物語の舞台は今から300年後、猿に支配された世界。人間の世界は荒廃し、高い知能と言語を得た猿たちは文明的なコミュニティを持つ巨大な帝国<キングダム>を築こうとしていた。一方で人類は衰退し、文化も技術も、社会性も失い、まるで野生動物のような存在となり、絶滅の危機に瀕していた…。

ポスタービジュアル
 雄大な森を映し出した冒頭から、猿たちが咆哮(ほうこう)を上げながら躍動感たっぷりに走り回る姿をスピード感と共に捉えていくカメラワークなど、視覚と聴覚から一気に“300年後の世界”へと誘われる。崖から滑り落ちそうになる猿のスリルまで味わえるオープニングとなっており、気づけば猿の視点で“300年後の世界”を見渡しているはず。

 主人公は勇敢で純粋な若き猿、ノア。彼が同じ村に住む仲間と会話を交わす姿もかわいらしいが、息子を誇りに思うノアの母、威厳をにじませる父など、それぞれの表情のなんと豊かなこと! 『メイズ・ランナー』シリーズを成功に導き、『ゼルダの伝説』実写化の監督にも抜てきされるなど、ハリウッド最注目のフィルムメーカーであるウェス・ボール監督が、『アバター』シリーズを手掛けた最高峰のVFXスタジオ・WETAとタッグを組んだ本作。世界最高峰のVFX技術によってまるで本物の猿がスクリーンの中を生きているように見えると同時に、顔の表情の細かな変化までキャラクターに反映されていることで、猿たちが繰り広げるドラマを見ていても、こちらがなんの違和感もなくスッと入り込めるのがスゴイ。

ノア
 とりわけ驚くのが、瞳の美しさだ。平和に暮らしていたノアは、巨大な王国を築く独裁者プロキシマス・シーザーによって突然に村と家族を奪われてしまうのだが、悲しみに潤んだ目、「大切なものを取り戻すんだ」とプロキシマスに立ち向かうことを決意する眼差しなど、瞳からもノアの心の動きがありありと伝わってくる。これまでのシリーズを知らなくとも、一切問題はない。ぜひノアの冒険を、ドキドキハラハラと感情移入しながら見守ってほしい。

■謎に満ちた展開 種を超えた“諦めない力”に感動

 プロキシマス配下の猿たちによって村を焼き尽くされたノアは、仲間を取り戻すための旅に出る。ノアたちに襲いかかる猿の集団は、パワフルで容赦がなく、震えるほど恐ろしい。観客はカオスともいうべき侵略を、お腹の底まで響くようなサウンドとダイナミックなアクションによってまざまざと見せつけられながら、これまで禁じられていたトンネルの先へとノアが足を踏み入れていく様子に立ち会うことになる。

ノヴァ
 旅の過程でノアは、言葉を話すことのできる人間・ノヴァと対峙。彼女の正体や、博識なオランウータン・ラカから明かされるこの世界の成り立ち、たどり着いたプロキシマスの拠点など、あらゆる場面に謎と意外性が散りばめられており、そのミステリー性にどっぷりと浸っていく感覚もなんとも心地よい。魅惑的な没入感を味わえる一作と言えるだろう。


 300年後の世界では、人間は動物のように猿たちから隠れて暮らしているが、その中で世界の命運を大きく変える可能性を持つ人間となるのが、ノヴァだ。すべてを支配下に置こうとする冷酷な独裁者・プロキシマスは、人間狩りを遂行するだけではなく、意見を違える猿たちも攻撃し、さらにある重要な秘密を抱えたノヴァを狙っている。つまり猿のノアにとってそうであるように、人間のノヴァにとってもプロキシマスは立ち向かうべき強大な敵なのだ。

 “キングダムの支配を阻止する”という、同じ目的を持ったノアとノヴァ。彼らが種を超えて距離を近づけ、一緒に歩みを進めていく道のりにおいて、誰もが孤独でありながら、仲間がいれば強くなれるはずだと噛み締めていく様子に胸が熱くなる。<猿&人間>vs<猿>の構図から生まれる、新鮮な感動を得られるはずだ。

プロキシマス・シーザー
 そしていつだって映画をより面白くするのは、魅力的な悪役の存在。「なんて素晴らしい日だ!」と決めセリフをお見舞いしながら、威風堂々とした佇まいで惑星を支配しようとするプロキシマスは、知性があって戦略にも長けており、配下の猿たちが熱狂するのも納得のカリスマ性を持っている。そんなプロキシマスに対抗するノアとノヴァの最大の武器となるのは、“諦めない力”。

 思えば現実世界でも争いは終わらず、誰かが誰かを支配しようとしている。見た目や人種の違いから、差別が起きている。でもみんなが、自分の大切なものを守ろうとする気持ちはきっと同じだ。「猿と人間のように、違いを持ったものは互いを認めて共存していけるのか?」と投げかける本作は、観終わった後に話し合いたくなること間違いなし。“諦めない力”があれば、歩み寄れるのではないかと希望を握りしめたくなる。感動的なテーマを携えた映画で、噛めば噛むほど味わい深い。もちろん、たくさんの猿たちが所狭しと暴れまわる姿だけでも映画館で観る価値アリ!とオススメしたい。


映画『猿の惑星/キングダム』は大ヒット上映中。

(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

映画『猿の惑星/キングダム』 長尺予告

文:成田おり枝/クランクイン!編集部

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