浪川も思わず胸キュンしてしまった本作だが、その胸キュンには、主人公ジョンウが14年間、初恋の女性を想い続け、探し続けていたということが根幹にある。浪川は「あそこまで想い続けることは自分には難しい。さすがジョンウ!!」と素直に絶賛。自身に置きかえて考えると「難しい」と話す浪川だが、14年以上変わらずに好きなものはあるとのこと。それは「ラーメン」。満面の笑みを浮かべ教えてくれた。

　話しを聞くと、浪川とジョンウに共通点は少ないのかなと思われ、そう浪川に問うと意外にもジョンウに共感を覚えた点もあったとコメント。共感ポイントは「明るい時も落ち込んでいる時も激しいところ」。その点については「かなり共感できます」と告白した。

　浪川は、本作のパク・ユチョンのほかイライジャ・ウッドやレオナルド・ディカプリオ、ヘイデン・クリステンセンなど同一の人物を何作も演じ、いわゆる“持ち役”が多い人気声優だ。それら“持ち役”について「何度も演じさせて頂く事は、本当にありがたい事で嬉しいです」と、気持ちを吐露。演じる人物について「くせを掴んでいきたい」と表現し、「次も演じられるように１つ１つ大切にしていきたいです」と前を見据えた。（取材・文：鈴木沙織）

　『会いたい』ブルーレイSET2＆DVD SET2は、NBCユニバーサル・エンターテイメントより3月4日発売。レンタルも同時リリース。メイキングDVDは4月9日発売。