モンハン誕生から10年。公開に先駆けて『モンスターハンター展』内覧会へ行ってみた

モンハン誕生から10周年。一狩りどころか、ギルドの仲間たちとどれほどの汗と涙を流してきただろうか。このたび、モンハン誕生を記念したイベント『10週年記念 モンスターハンター展』の一般公開に先立ち、内覧会へ参加してきた。8月2日から8月31日まで期間限定で開催される同展覧会にあったのは、全国のハンターたちをきっと熱くさせてくれるものばかりだった。
【関連】『モンスターハンター展』会場の様子
会場に入るや否や飛び込んできたのは、シリーズを通じたグッズの数々。第一作目『モンスターハンター』からの来歴を辿れる年表も飾られていたが、ふと「発売当初に生まれた子どもがもはや10才か……」と思いつつ、改めて、10年という歴史の重みを感じられた。
続くブースは「秘蔵開発資料」と題されたものだった。ハンターやモンスター、各種武器などの開発用資料が惜しみなく公開されていた。手書きで緻密に書かれたそれぞれの資料には、モンスターごとの行動特性や、フィールドや拠点のラフスケッチなどがあったほか、人や武器のサイズを比較したものもあり、シリーズを生み出すにあたる制作陣の努力がにじみ出てくるようだった。
そして、フルフルなどのハンターにとってはなじみ深いモンスターたちを再現した巨大なオブジェや、リアルに再現された武器が立ち並ぶブースを抜けると、各界の著名人から寄せられた色紙が壁いっぱいに展示されていた。
漫画『名探偵コナン』の青山剛昌氏や『浦安鉄筋家族』の浜岡賢次氏、モンハン芸人として知られる次長課長の井上聡などが名を連ねる光景から、思わず日本全国各地にいるハンターたちの「絆」をおぼえていた。
おそらく10年といわず、この先もさらに展開し続けるだろう『モンスターハンター』シリーズ。歩くのも億劫になるほどうだるような暑さも続いているが、一人でも多くのハンターたちにぜひとも足を運んでもらいたい。(取材・文:カネコシュウヘイ)
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