『ザ・フォロイング』K・ベーコン&J・ピュアフォイ、役から受けた影響を赤裸々告白
一方のケヴィンは、元FBI捜査官ライアン・ハーディに扮する。ライアンは、かつてジョーを逮捕した際、心臓に深い傷を追ったことでFBIを退職したが、ジョーの脱獄により現場に復帰。再びキャロルとの死闘が幕を開ける。
「ファースト・シーズンは“ハント(追跡)”だったが、セカンド・シーズンは“マスク(仮面)”だね」と各シーズンを定義するケヴィン。「ライアンはジョーを殺すことがすべてだったファースト・シーズンと違い、セカンド・シーズンではライアンの色々な顔が見られるだろう。彼は酒を飲んでいないし、ハッピーで、ランニングをしたり、大学で教えたりもしている。一見、ジョーのことを気にしなくなっているように思えるかもしれない。だが、ジョーへの妄想はどんどん大きくなっているんだ」。
さらにケヴィンは、こうも付け加える。「人生において、責任は重要なことだと思う。男や大人になるためには、自分の行動に責任を取ることになる。でもある時点で、自分にとって無力なものがあることも認めないといけない。しかし、ライアンはそういったことができない。彼は自分の身の周りに起きるすべての悪いことに責任を感じているんだ。ある意味、彼は、生き残ることが不可能なほどの重荷を背負っていると言えるよ。僕自身は、そういった重荷を忘れることをライアンから学んだね(笑)」。
最後に、ジェームズに今シーズンの見どころ、前シーズンとの違いを聞いた。「ファーストとセカンドは、かなり違っているね。ファーストでは、ライアンとジョーによる、とても力強い物語の推進力があった。ジョーが自分自身の息子を人質にし、元妻クレアを誘拐する。2人を見つけるというのは、とても強いストーリーラインだった。今回はもう少し広がった感じがする。素晴らしい新キャラクターがたくさん登場するのだが、彼らは本当に恐ろしくて不気味だ。それと、ジョーの罠は1つの物語ではなく、もっとワイルドな感じがあって、それ自体が社会の構成のような作りになっているんだ」。
そして、2人は「(ライアンやジョーを)演じていて楽しい」と口を揃える、そんな2人の熱演と、新たな展開を見せる物語を隅から隅まで堪能してほしい。
『ザ・フォロイング』<セカンド・シーズン>ブルーレイ&DVDコンプリート・ボックスは、3月25日発売。
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