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江口拓也「僕も成長しなくちゃ」 演じたことない役柄への挑戦とやりがい

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江口拓也「僕も成長しなくちゃ」演じたことないキャラへの挑戦
江口拓也「僕も成長しなくちゃ」演じたことないキャラへの挑戦 クランクイン!

 『俺物語!!』や『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』でも大活躍中の声優・江口拓也が主人公を演じるインド制作アニメーションに、シリーズ第3弾『アルジュンの大冒険~神話の島へ~』が登場。6月24日より、アニメ専門チャンネル「カートゥーン ネットワーク」で日本独占初放送となる。日本で放映されることは珍しいインドアニメの魅力、海外作品を演じることについて江口に聞いた。

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 『アルジュンの大冒険』は、インドの神話『マハーバーラタ』に登場する“神の弓”を授けられた伝説の英雄・アルジュンをモチーフに、架空の村で武術家をめざして修行中の青年アルジュンと仲間たちが、地球侵略をねらう敵から人々を救う冒険譚。2012年より年1作ペースで日本放映され、人気を集めてきた。

 「3年前、初めてこの作品に出会ったときは、インドのアニメーション技術の高さにビックリしました。絵柄も演出も日本人好みだし、ストーリー展開もRPGゲーム感覚。アルジュンも英雄らしい好青年で、声を当てていて気持ちがいいです。だから、台詞のキャッチボールでも変化球を使わない。投げられた球は同じ速度で真っ直ぐ投げ返し、雑念を払いながらお芝居を心掛けています」と江口。

 たしかにこの物語は、ストレートさがいい。最近の日本のアニメキャラクターは、素直に見えてじつはトラウマを抱えていたり、物語もどんでん返しが多く複雑だ。その点、『アルジュンの大冒険』は「ユーモラスなのに教訓も描かれていて、絵柄も演出も昭和の正統的なアニメーションに近い。子供は大好物だし(笑)、大人は懐かしい気持ちで観られるのがいいですね」。

 そんな『アルジュンの大冒険』はインド制作。江口は韓国の『Dr.JIN』やアメリカの『ブログ犬 スタン』『グッドワイフ 彼女の評決』など、海外ドラマの吹き替えも多く経験しているが、海外作品だと演じ方も変わるのだろうか?
 
 「英語の台詞は、日本語と主語述語の並び方が違うので、感情の込めどころも変わります。逆に韓国語は語順が同じなので、素直に芝居ができますね。あと、すごく強そうなキャラの原音が高めなら、あえて低い声で演じたり、キャラのイメージに合わせて声質も変えます。アルジュンも実は、原音より高い声で、若さと元気さを強調しています」。

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