『オオカミ少女と黒王子』実写化、原作者が明かす“佐田くん像” 山崎賢人の配役は?
ドキドキするシチュエーションが散りばめられ、魅力的なキャラクターたちが次々に登場して読者の心をがっちり掴んだ本作。八田は、コミックスを描いたきっかけを「とりあえず、インパクトを出そうと思って描いた作品なんです」と明かす。そして、「基本的には、佐田くんにスポットを当てて描いています。こういう佐田くんが見たい、佐田くんがこういうことをしたら面白いんじゃないかなってシチュエーションを考えます。例えば、謝る佐田くんとか、会いたいって言う佐田くんとか。そういうちょっとしたことを掘り下げて描いています」と物語制作の過程を教えてくれた。
八田が注力しているように、本作の人気は、なんといっても佐田くんに多くの女子が惹かれるからだろう。だからこそ、山崎の担う役割は大きい。映画では、「もし、本当の世界にエリカと佐田くんみたいな関係の2人がいたら、こんな感じになる」という世界を作り上げている。
「可愛かったって言ってもらえたら嬉しいです。可愛いは沸き上がってくる感情だと思うので。佐田くん、むかついたでもいいんですが、感情が揺さぶられるものに、映画も原作もなっていたら嬉しいです」。八田は、原作者ならではの言葉で映画をアピールした。(取材・文:嶋田真己)
映画『オオカミ少女と黒王子』は、5月28日より全国ロードショー。
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